中村月子、役者デビュー
中村月子が役者デビューすることがわかった。
新型コロナウィルス感染拡大により定していたライブはすべて中止になり、YouTubeで自身の番組を制作し毎週生配信、ZOOMを併用したオンラインライブInstagramでは大胆なセルフアートフォトを公開するなど、この状況下でも精力的に活動を続けてきた中村月子。
そんな中、以前から交流のあったフジテレビ『ほんとにあった怖い話』など多数の脚本を手掛け、2019年に20周年を迎えた劇団「はぶ談戯」の主宰・穂科エミから役者として舞台作品『笑えば』への出演依頼を受けた。
穂科エミは「初めて会ったとき、独特の雰囲気と歌うように話す彼女に、役者としての可能性を感じていました。それはライブを観て確信に変わりました。」「しばらく会っていなかったのですが、たまたま今回の企画の特殊な役どころのキャストを捜していたとき、頭の中で彼女がぴったりはまったんです」と語る。
『笑えば』は、東京の片隅にある町にかつてあった小さな映画館を再建させるために苦悩、奮起、時にヘンテコな人々に巻き込まれながら、再び上を向き、成長していくストーリー。
映画『20世紀少年 最終章 ぼくらの旗』で俳優デビュー、その後も数々の舞台で活動する朝川優主宰の劇団「Gahornz」が、2019年年8月に上演した舞台作品『笑えば』を、穂科エミ率いる劇団「はぶ談戯」と「Gahornz」のコラボ公演として、2020年10月に都内劇場での上演を予定していた。
しかし新型コロナウィルス感染拡大の影響を鑑みて公演延期。それをきっかけに映像版『笑えば』として形を変えて、2020年冬に有料配信での公開を決定。2021年には、劇中にあるショーを拡大した劇場上演を予定している。