佐野元春、有料配信で「佐野元春 40周年記念フィルムフェスティバル」を開催

デビュー40周年を迎えた佐野元春が、自身が提唱するオンラインイベント「SAVE IT FOR A SUNNY DAY」の一環として、ネットを通じた40周年記念コンテンツの配信を発表した。

これは有料配信シリーズとなり、2020年7月から年末にかけて、アーカイブ映像からのライブショーや、未公開フィルム、新作ライブ・ドキュメンタリーなど、貴重な映像コンテンツを毎月1タイトルのシリーズで配信するもので、第一弾は、2020年7月29日より配信スタートの「佐野元春40周年記念フィルムフェスティバル」。最新ライブ映像、佐野元春&THE COYOTE BAND「マニジュ・ツアーファイナル 東京ドームシティ・ホール」を配信。今回の配信用にサウンド映像を編集、マスタリングした60分が届けられる。

オンラインイベント「SAVE IT FOR A SUNNY DAY」には、コロナ禍が明けた後の新しい日のために、今ある夢や計画を大事にしておこう、というメッセージが込められている。収益は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で困窮するミュージシャンやコンサート制作スタッフなど、音楽制作者支援の基金として役立てる。

●佐野元春からのコメント
ゆっくりと世界は息を吹き返す
その日を楽しみに希望を蓄える
合言葉は ’SAVE IT FOR A SUNNY DAY’
2020.7 佐野元春

「マニジュ・ツアーファイナル 東京ドームシティ・ホール」は、全国6大都市1万人以上を動員した「マニジュ・ツアー」の最終公演、で2018年4月1日に開催された。「新・佐野元春宣言」という名のとおり、現在の佐野元春は見た目も一段と若々しくシェイプアップされ、ますます存在感が増している。本作で目を引くのは、髪を短く切ってより精悍なイメージとなった佐野元春。ザ・コヨーテバンドを率いて今までのヒット作に頼らない、まさに現在進行形のセットリストを展開、世代を超えた観客がそれに応える。映像は、これまでも多くの佐野元春のライブ撮影を手がけてきた林渉監督が担当。ホール全体からミュージシャンの細かな表情まで緻密に捉え、作品性の高い映像化を実現した。