WANDS、“東京と大阪”の超ソーシャルディスタンス撮影による新曲MV公開

WANDSが5月20日、始動第二弾シングル「抱き寄せ 高まる 君の体温と共に」をリリースする。27年ぶりとなるドラマ主題歌(『サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 Season2』)としてオンエア中の同楽曲のミュージックビデオが公開となった。

◆「抱き寄せ 高まる 君の体温と共に」ミュージックビデオ

ミュージックビデオはメンバーのレコーディング風景をフィーチャーしたもの。「愛を語るより口づけをかわそう」「恋せよ乙女」など、第2期WANDSミュージックビデオを彷彿とさせるシチュエーションに、懐かしさを覚えるファンも少なくないはずだ。しかし今回のミュージックビデオのコンセプトはもともと予定していたものではなかったという。

メンバーは現在、上原大史(Vo)が大阪在住、柴崎浩(G)と木村真也(Key)は東京在住。ミュージックビデオ撮影は本来、大阪に3人が集合して行う予定であったが、新型コロナウイルスの影響によって東京-大阪間の移動は避けるべきと判断。急遽、大阪と東京に分かれ、メンバー個別、スタッフも最少人数の3名での撮影が、遠距離の“超ソーシャルディスタンス”で行われることになった。

その状況を逆手にとって計画されたのが、1990年代風ミュージックビデオを現代に再現してみるというものだ。楽曲「抱き寄せ 高まる 君の体温と共に」を聴いたスタッフが抱いたという、“これぞWANDSサウンド”にして“懐かしいけど新鮮”な印象にも合致した仕上がり。とは言え、もともと予定していたミュージックビデオも制作したいとメンバーやスタッフが一致して願っているそうなので、その日が訪れることを心待ちにしてほしい。