故ジョン・プラインの妻「世界中から届く愛に感謝」
新型コロナウイルスの合併症により4月7日に亡くなったジョン・プラインの妻でマネージャーのフィオナさんが、8日、声明を出し、プラインとの最後の時間や支援してくれた人たちへの感謝を伝えた。
◆ジョン・プライン画像
「私たちの最愛なるジョンが、昨日の夜、ナッシュビルにあるVanderbilt Medical Centerで亡くなりました。いま私たち家族が体験しているこの苦しみは言葉になりません。ジョンは私の生涯の愛で、息子たちや娘、そして孫たちから敬愛されていました」
病院で素晴らしいケアを受けたものの、ウイルスによりもたらされた身体の損傷は回復できなかったと綴り、「息を引き取る数時間前、私は深い鎮痛状態にあるジョンと過ごすことができました。この機会を与えられたことに永遠に感謝します」と伝え、このウイルスを真摯に受け止め、アメリカ疾病予防管理センターの指示に従って欲しいと訴えた。
「私たちは、親族、世界中にいる友人たち、ファンたちから届いた溢れんばかりの愛に心の底から感謝しています。ジョンの死はとても惜しまれますが、彼は、彼が残した言葉と音楽、優しさ、ユーモア、愛で私たちを癒し続けます」
家族へ花や贈り物を送ろうと考えているならば、チャリティー団体へ寄付して欲しいとお願いしている。
多くの追悼の言葉が上がり続けており、キッスのポール・スタンレーは「真にいい人で才能に溢れた人」と、元ザ・バンドのロビー・ロバートソンは「今日、僕らはジョン・プラインとハル・ウィルナーを失った。2人の天才。今日、世界は少し暗くなった」と、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーは「今度はジョン・プラインが。なんて美しいソングライターだったことか;あれら温かい曲は、もつれた世界に道を切り開いた。彼を愛してる」と、つぶやいている。
Ako Suzuki