【インタビュー】SAMURAIMANZ GROOVE、1stアルバム完成「このバンドがなければ爆弾ジョニーは続けられなかった」

■今、すごく楽しいですよ
■ネガティヴなものは全然ない──所希陽介

──今後、このバンドでどうなっていく、みたいなイメージはありますか。

遼明：俺はね、「Hello」ができたときに、この曲はいっぱいの人の前で聴いてもらいたい、みんなに声児を見てもらいたいと思った。

──外に出ていく気持ちがないと「Hello」って言葉は出てこない。

遼明：うん。そういう気持ちになったんじゃないですか？　このギターのイントロ聴いたときに。

希陽介：イエーイ（笑）。

遼明：バチクソ病んでたときに出てきた曲なんで。好きですね。

希陽介：これ余談なんですけど、僕がリフ作ったから、僕も曲は書いてたんですよ。でも遼明の曲のほうが良かったから「ちくしょう、いいの作って来やがった」と思って引っ込めたんだけど。でもそのタイトルは「Hello」にしようって決めてて。

声児：すげぇ！ 何それ？

──今は、知らない人に向けて、改めて「Hello」って言える気分なんですね。

遼明：うん。まだ見ぬ人たちの元へ、SAMURAIMANZ GROOVEが。

声児：旅立ちます！

希陽介：ライブ見たら印象も変わると思いますよ。こっちは楽しみたくてやってるし、それができるから音楽って楽しいんだと思うし。バンドも自分がやりたいことがないと動かないし。そこに改めて気づかせてもらった。

──なんか、25歳を超えた発言だなぁと思いますよ。

遼明：令和だしさ。もう25超えたし。もう自分のためにしか音楽をやらない。

希陽介：今、すごく楽しいですよ。ネガティヴなものは全然ない。

遼明：これは声児とやってなかったら出てきてない感覚だから。マンズがあって、全部がよく進むように動こうって思うようになった。今の状態、いいなぁと思ってます、個人的にも。あと単純に友達自慢です（笑）。

取材・文◎石井恵梨子




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