AI、『AI崩壊』ジャパンプレミアで主題歌披露

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映画『AI崩壊』のジャパンプレミアが1月14日(火)、東京都内で行なわれた。

◆『AI崩壊』ジャパンプレミア 画像

大沢たかおが主演、『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』の入江悠が監督・脚本を務める『AI崩壊』は、今から10年後、2030年の日本を舞台にしたサスペンス作品だ。ジャパンプレミアの会場には、AI開発者でAI暴走のテロリストとして逃亡者となる主人公・桐生浩介役の大沢をはじめとするキャスト陣や入江監督、主題歌を担当するAIら総勢10名が集結した。

大沢はこれから映画を観るファンに向けて「10年後の未来って僕たちが生きているうちに起こるかもしれないことが描かれています。エンターテイメント大作で近未来作品ですが、すごく身近に感じる作品。本当にキャストが心を込めて丁寧に作り上げていきました」と本作の魅力を語り、大沢演じる桐生の義弟・西村悟役の賀来賢人は「大沢さんと共演させていただくことがとても嬉しかったですね。義理の弟という設定だったので大沢さんと良い関係でいたかったのですが、大沢さんからすごくコミュニケーションを取っていただき、現場にいやすい環境を作っていただきました」と振り返った。

また、桐生を追い詰める天才捜査官・桜庭役の岩田剛典は「普段出演している映画を観ると自分の演技が気になって楽しめないのですが、今回は演出や音楽も素晴らしく、観終わった後の満足感がとても高い映画が完成したと思います。こんなに手ごたえを感じた映画はなかったので、楽しんでほしいです」、大沢と5度目の共演で初の夫婦役を演じた桐生の亡き妻・望役の松嶋菜々子は「大沢さんとは何年かおきにご一緒させて頂くので、いつも久しぶりと言いながらすんなりと演じられます。気心が知れていい緊張感がありながら楽しむことができました。出来上がった作品を見たら、人の温かい想いなどが根底に流れていて、感動する部分が多いと感じました」と本作への思いを語った。

AIはこの日のステージで、本作のために書き下ろした主題歌「僕らを待つ場所」を披露した。同曲のレコーディングでは“今までで一番泣いたかも”とも明かしていた彼女は、「映画を観て、私自身いろんなものに頼っているしAIに頼らないと生活しにくいですが、元に戻ることもとても大事だと思い出させてもらいました。映画が描いているテーマも“元にいた場所に戻る”ということだと思ったんです」と楽曲について語り、主演の大沢も「人のつながりや愛という根底があるからこそテクノロジーを乗り越えられることが描かれていますので、AIさんの楽曲をいただけたことで映画が色づき、花を咲かせていただけたと思います」とコメント。会場は温かい拍手と歓声で包まれた。

最後に入江監督は、「子供の時に映画を観て面白いなと思ったのが、近未来のパニック映画であり、僕の帰れる場所は映画館でした。僕を救ってくれたのは映画の存在だったので、この作品も誰かにとってそういう映画になってくれるといいなと思いますし、映画を拠り所にしている方に届けば嬉しいです」と映画を楽しみにしているファンへ向けてメッセージを送り、“2020年絶対に観るべき一作”と自信をのぞかせた。


『AI崩壊』は1月31日(金)より全国公開される。

映画『AI崩壊』

2020年1月31日(金)全国公開
大沢たかお / 賀来賢人 広瀬アリス / 岩田剛典 / 髙嶋政宏 芦名 星 玉城ティナ 余 貴美子 松嶋菜々子/三浦友和
監督・脚本 入江悠 企画・プロデューサー 北島直明
主題歌「僕らを待つ場所」AI(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2019映画「AI崩壊」製作委員会

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