【インタビュー_後編】wyse、充電完了後の第一弾楽曲に「まっすぐに進み続けるっていう意志」

ポスト

■思い入れがあるライブハウス
■またここからまた始めたい

──同期が入っている「Parasite City」はダンスチューンですね。

TAKUMA:テクノ、デジタル、そこにwyseのバンドサウンドをミックスさせた楽曲というか、思い切り1990年代を狙った曲ですね。その時代のシンセを使ってみたり。

──wyseも1990年代の音楽を聴いて育った世代ですものね。

TAKUMA:それもありますし、ここにきて、またそういうサウンド、アプローチが増えてるのも感じますしね。

月森:この曲はギターソロ、むちゃくちゃカッコいい!

HIRO:それ、俺が言うセリフや(笑)。

月森:自分以外の誰かのプレイがカッコいいって、バンドやっているとすごく嬉しいんですよ。きっとライブでやったら俺はHIROのほうを見てしまうんだろうなと思います。

──では「暝色」はどういうポジションでしょう?

HIRO:バンドのアンサンブルがしっかりキマらないと成り立たない楽曲。難しくて、レコーディングでいちばん苦労しました。そう思うと4曲とも新しいことに挑戦してますね。

TAKUMA:僕の中ではタイトル曲というより、アルバムの中の1曲みたいなイメージですね。いちばんの推し曲というわけではないけれど、カッコいいみたいな。それと月森が歌うとハマるんじゃないかなぁと思って書いた曲です。

──ライブで復活するのかと思いきや、新曲ミュージックビデオを、しかも4曲という曲数で、まず届けるっていうのは、想像もしなかった充電完了です。

TAKUMA:自分たちが考えている以上のことをwyseチームで出来ていると実感しているし、結果いまやっていることが見て聴いてくれた人の喜びだったり、未来を広げることに繋がってくれたらいいなと思います。

──手塚プロダクションによるアニメーション映像が示唆しているように、充電完了後の初ライブ<wyse 21st anniversary live「RAYS」>は2020年2月15日に東京・LIQUIDROOM EBISUで行われます。

TAKUMA:LIQUIDROOMは僕らが解散発表した場所であり、再結成ライブや15周年を迎えた思い入れがあるライブハウスなので、ここからまた始めたいと思っています。

──充電に入る前のラストライブでは、wyseがいつ戻ってくるかわからない状況だったので、泣いているファンの方々が多かったのが頭に残っています。これからどういう想いでwyseをやっていきますか?

TAKUMA:じゃあ、リーダーから。

MORI:個人的にはwyseが日常から無くなった充電期間には大きな意味があったと思っていて、ここからリスタートして21周年を迎えるべく動き出しますが、決してそれは当たり前のことではないので、自分たちも未来を掴んでいくし、みんなも発信したことを掴み取ってほしい。ワンアクションごとにワクワクできるように頑張るので、楽しみにしていてほしいですね。

取材・文◎山本弘子


■新曲「RAYS」配信情報

2019年12月25日(水)配信スタート

■<wyse 21st anniversary live「RAYS」>

2020年2月15日(土) 東京・恵比寿LIQUIDROOM
open15:45 / start16:30
▼チケット
一般販売:2020/2/2(日)10:00~
【先行受付】
・FC先行受付 2019/12/24(火)21:00~2020/1/5(日) 23:59
・オフィシャル&SNS先行 2020/1/10(金) 19:00~2020/1/19(日)23:59
・プレイガイド先行  2020/1/22(水)19:00~2020/1/27(月) 23:59


◆インタビュー(1)へ戻る
◆【インタビュー_前編】へ
この記事をポスト

この記事の関連情報