コルグのミュージック・ワークステーション「TRITON」がソフトウェアで復活

ポスト

1999年に発売され、絶大な人気を誇ったコルグのミュージック・ワークステーション「TRITON」が、Mac/Windows用のソフトウェアとして復活。「KORG Collection - TRITON」がリリースされた。現在、発売記念のセール価格で提供中だ。

ソフトウェア・シンセサイザーの先駆けとして、歴代のコルグ・シンセサイザーのアナログ/デジタル回路を再現した「KORG Legacy Collection」の誕生から15年。2017年には「ARP ODYSSEY」を追加して「KORG Collection」としてリニューアル。そして2019年、コルグ・ミュージック・ワークステーションの最高峰として1999年に登場し、絶大な支持を得た「TRITON」が新たに追加。拡張音色ボード「EXB-PCMシリーズ」もすべて収録し、音楽制作に欠かせない即戦力で膨大なサウンドを搭載してリリースされた。


▲初代TRITONは1999年発売。音源モジュールTRITON-Rackや廉価版のTRITON Le、HDD/CD-Rドライブ搭載のTRITON STUDIO、真空管を使用したTRITON Extremeなど多数のモデルが発売された。

「TRITON」はシリーズ累計30万台以上を売上げ、世界中の一流ミュージシャンに愛されてきたミュージック・ワークステーション。今回登場の「KORG Collection - TRITON」は、オリジナルTRITONのサウンドを余すところなくすべて搭載し、すべてをソフトウェアで完全再現。Hip Hop、R&Bから、90年代以降のダンスミュージック全般で使用されてきた、即戦力の音色を収録する。


オプションとして用意されていた「EXB-PCMシリーズ」もすべて網羅。当時、手に入れられなかったタイトルをすぐに試すことができる。4000プログラムを超える膨大なサウンドを楽器の種類やキャラクターで探すことができる「サウンド・ブラウザー」が搭載されるのもポイント。「フェイバリット」機能も搭載しているので、お気に入りのサウンドを登録しておけば迷わずに使うことができる。


▲ソフトウェアは、2種類のフィルター、5系統のインサート・エフェクト、2系統のマスター・エフェクト、マスターEQ、デュアル・アルペジエーターなどTRITONのサウンド/パラメーターを完全再現。

さらに音楽制作をサポートする機能も用意。カンタンな操作で好みのサウンドにエディットできる「EASYモード」、複雑なフレーズを組み合わせてアイデアを素早く形にできる「デュアル・アルペジエーター」などを搭載。AU、VST、AAXに対応したプラグインとして、Mac/Windowsのさまざまな製作環境で使用することができる(TRITONのAAX対応は今後のアップデートで対応予定。プラグインは64bitのみ対応)。


「KORG Collection」のラインナップは、すべてのソフトウェアをセットにしたお得なスペシャル・バンドルと、単体パッケージを用意。TRITON、ARP ODYSSEY、MS-20、Polysix、Mono/Poly、M1、WAVESTATION、MDE-X、合計8製品のすべてをセットにしたお得なスペシャル・パッケージ「KORG Collection - Special Bundle v2」は39,900円。「TRITON」単体は24,900円。発売を記念して、それぞれ1月16日までのセール価格29,900円、19,900円で提供される(すべて税別)。

このほか、ARP ODYSSEY、KORG MS-20、Polysix、Mono/Poly、M1、WAVESTATION、そして19種のエフェクトを搭載したMDE-Xもセール価格で提供中。詳しくは下記リンクから。

製品情報

◆KORG Collection - Special Bundle v2
価格:39,900円(2020年1月16日までのセール価格 29,900円)
◆KORG Collection - TRITON
価格:24,900円(2020年1月16日までのセール価格 19,900円)
発売日:2019年12月26日
この記事をポスト

この記事の関連情報