ジャクソンからエイドリアン・スミスとデイヴィッド・エレフソンのシグネイチャーモデル
ジャクソンのXシリーズから、エイドリアン・スミス(アイアン・メイデン)と、デイヴィッド・エレフソン(メガデス)のシグネイチャーモデルが登場。エイドリアン・スミスのシグネイチャーモデルにホワイト・ピックガードを搭載した「Adrian Smith SDXM(Snow White with White Pickguard)」、PJピックアップにアクティブ・3バンドEQを搭載した「David Ellefson Concert Bass CBXM IV(Gloss Black)」がリリースされた。
■Adrian Smith SDXM(Snow White with White Pickguard)
1970年代後半に起こったNWOBHM(ニューウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)ムーヴメントを代表するバンドであり、現在でも現役活動中のアイアン・メイデンのギタリスト、エイドリアン・スミスのシグネイチャーモデルにスノー・ホワイト・カラーに3プライのホワイト・ピックガードを組み合わせたSDXMが登場。
サンディマス・モデルを基本としたトラディショナルなデザインと、フェンダー社より正式にライセンスを受けたヘッドストックに大きくプリントされたジャクソンのロゴとエイドリアン・スミスのサインが印象的なモデル。ボディはバスウッド材、グラファイトで強化されたネックとコンパウンド・ラジアス仕様のフィンガーボードは共にメイプル材を採用。
ピックアップはHSSのレイアウトで、ブリッジ・ポジションに高出力のジャクソン・オリジナル・ハイアウトプット・ハムバッキング、ネック&ミドル・ポジションにジャクソン・オリジナル・シングルコイルを搭載。フロイドローズ・スペシャル・トレモロ・ブリッジをはじめ、ハードウェアはスノー・ホワイトのボディ・カラーと相性の良いブラックで統一し、洗練された印象に仕上げている
■David Ellefson Concert Bass CBXM IV(Gloss Black)
スラッシュ・メタル四天王の1つであるメガデスのベーシスト、デイヴィッド・エレフソンのシグネイチャーモデル。
デイヴィッド・エレフソンがこのモデルの開発にあたり希望したのは、大きな鳴りを生み出す大きめのヘッドストックを採用し、一見すると伝統的なルックスでありながら、高度な機能性を盛り込むことだった。「CBXM IV」は、激しいステージングでのプレイアビリティを考えてデザインされたボディ・シェイプと、そのボディにマッチしたオリジナル・シェイプのピックガードが印象的なモデルとなっている。
グラファイトで強化されたネックとコンパウンド・ラジアス仕様のフィンガーボードは共にメイプル材を採用し、ネック・エンド部分にトラスロッド調整用のホイールを設けることで、優れたメインテナンス性を実現。ピックアップ・レイアウトは1980年代にデイヴィッド・エレフソンのために作られたオリジナル・ジャクソン・モデルに原点回帰し、EMG製のJタイプ(ブリッジ)とPタイプ(ネック)を搭載する。一般的なPタイプのピックアップのコイル配置と異なり、低音弦側のコイルがブリッジ寄りになっているのが特徴だ。コントロールは、マスター・ヴォリュームとバランサーに加えて、ベース/ミドル/トレブルの帯域を手元でコントロールできるアクティブ・3バンド・イコライザーを組み合わせることで多彩なサウンド・メイキングを可能にしている。ブリッジは重厚なHiMassブリッジを採用し、ヘヴィなロー・エンドを獲得。カラーはグロス・ブラックを採用している。
製品情報
価格:オープン
◆David Ellefson Concert Bass CBXM IV(Gloss Black)
価格:オープン
発売日:2019年12月23日
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