<スター・ウォーズ音楽奉納>、奈良・東大寺で開催。ドロイドたちも駆けつける
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開を記念した<スター・ウォーズ音楽奉納>が11月12日(火)、奈良・東大寺で開催された。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)では京都・清水寺、 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017年)では京都宇治・平等院と、新作の公開に合わせて日本を代表する世界遺産で様々な企画を実施してきた『スター・ウォーズ』シリーズ。スカイウォーカー家を中心とした壮大なサーガが完結を迎える最新作の公開に合わせて、 “日本の世界遺産企画”も第3弾でフィナーレを迎えることとなった。
この日のイベントでは、吹奏楽団「源-Minamoto-」が『スター・ウォーズ』の名曲メドレーを大仏殿前で厳かに演奏し、楽曲の奉納を行なった。華厳宗管長・東大寺別当の狹川普文氏は「スター・ウォーズは光と闇がテーマになっていて、毘盧遮那仏は大いなる仏で、あまねく、光を宇宙の隅々まで届けます。皆で繋がっていなくちゃいけない、平和を築いていかなくちゃいけない、と。それがフォースであり、光であり、そこが繋がっているのではないかなと思いました」と、東大寺と作品との繋がりに触れながら、「音楽を聴いているだけでスター・ウォーズの世界が皆さんの中でそれぞれに湧いてくると思うんですね。1000年、 2000年とスター・ウォーズの音楽は伝わっていくんじゃないかと思いました」と語った。
また、指揮を担当した東郷源氏は「(いつも演奏するのと)全く違いますね。スター・ウォーズはエピソード4から『スカイウォーカーの夜明け』までメインテーマが変わらない。スカイウォーカー家の物語は終わりだと言われていますが、狹川さんの言うように、 1000年、2000年と語り継がれる始まりじゃないかと思う」とコメント。会場には同シリーズの人気ドロイド・R2-D2とC-3PO、BB-8も駆けつけ、満月の夜の境内に名曲が響き渡る幻想的なイベントは幕を閉じた。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)に全国で公開される。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
監督・脚本:J.J.エイブラムス
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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