クリス・アドラー、ラム・オブ・ゴッド脱退後初の声明「ライフワークを断念したわけじゃない」
数ヶ月前、ラム・オブ・ゴッドから脱退したと発表されたクリス・アドラー(Ds)が、脱退後初めて声明を出した。
◆クリス・アドラー画像
ラム・オブ・ゴッドのメンバーは7月半ば、SNSの投稿を通じ、「この1年、俺らのツアーでドラムをプレイしてきたArt Cruzをラム・オブ・ゴッドの新ドラマーとして正式に歓迎したい」と、しばらくツアーに参加していなかったアドラーの脱退を報告したが、その声明文の中および個別でも本人からのコメントはなかった。
その後、エクソダスのヴォーカリスト、ゼトロ、昨年マシーン・ヘッドを脱退したフィル・デンメル(G)、元メガデスのジェイムス・ロメンゾ(B)とHAIL!として公演を開いてきたアドラーは、今週水曜日(10月21日)、「質問に答えるときが来たと感じる」と始まる声明をFacebookに投稿した。
「俺ら全員、これ(ラム・オブ・ゴッド)に人生を捧げてきた。26年間は軽くはない。俺らの誰もが、子供のときの夢を生きるため、個人的な面で多くのことを犠牲にし、失ってきた。俺を信じ、羽ばたくことを承認してくれたメンバーのことを、俺はこの先もずっと愛し続ける。俺らは愛を見出すことができた。しかし、取り返しようのない事柄も生じた。俺は夢をあきらめたわけじゃない。ライフワークからの離脱を決断したわけじゃない。俺はただ、型にはまるのが嫌なんだ。ブラザーたちのこの先の健闘を祈る。そして、君たちがこれからも俺の音楽を聴くことができるのは保証する。俺は自分が与えられた贈り物をシェアし続けたいと思ってる」
「2017年にタイで起きた自動車事故について多くの質問が寄せられている。軽いものでなかったのは事実だが、昨年8月以降、俺は元気にしてる。心配してくれて、ありがとう」
アドラーは来月、インドでライブとドラム・クリニックを兼ねた<クリス・アドラー エクスペリエンス・ツアー>を開催する。
また、アドラーは今年2月、長年のガールフレンドSu Thongpanさんと婚約した。
Ako Suzuki
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