島村楽器のギターブランド「HISTORY」から学生でも手の届く価格の「CVシリーズ」登場
島村楽器のエレキギター/エレキベースのブランド「HISTORY」から、学生向けの新ラインナップ「CVシリーズ」が登場。全国の島村楽器と島村楽器オンラインで発売が開始された。
「HISTORY」は、「本当に優れた理想の楽器を使ってほしい」という思いを込め、素材からこだわった品質重視のギターブランド。島村楽器独自の品質基準で調整しセッティングされ、洗練されたサウンドのギターはプロやこだわりのあるプレイヤー、そしてその弾きやすさからビギナーまで幅広く使われてきた。その一方で、特に学生にとってはやや高額なラインナップとなっていた。
そこで「初めてギターを弾く若者にも1本目から良い楽器を弾いてほしい」(開発担当者)という想いから、CVシリーズの開発に着手。品質基準を下げることなくコストダウンに挑戦した。楽器の肝となるネック製作や組み込みといった工程は従来と変わらず国内で行い、ボディのみ木工加工/塗装まで海外工場で実施。高品位な設備と徹底した技術指導、専任スタッフによる出荷検査にいたるまで妥協のない品質管理により、HISTORYブランドとして自信を持ってオススメできる品質を、手に取りやすい価格帯(税別で6万円台)でラインナップを追加した。
■CV-SV、CV-SV/M
3ピックアップやシンクロナイズドトレモロ搭載、22フレット仕様など多くの機能により、これ一本でさまざまな楽曲の演奏に対応できるモデル。ボディにはバスウッド材を使用。トーンバランスに優れた癖のない音色で、使用するジャンルを限定せず扱いやすいサウンドになっている。
また、ミディアムサイズのフレットを採用することで、指板に指が当たりにくく弦がなめらかに滑るため、チョーキングやビブラートもより快適に行うことが可能。ヘッド側からもできるネック調整、バックパネルの蓋に開けられたスリットなどメンテナンスの利便性も向上した。「CV-SV」は5色、「CV-SV/M」は2色の計7色展開。
■CV-TV、CV-TV/M
コードカッティング奏法において、抜群のレスポンスとスピード感溢れる演奏を実現。また、6連の独立したサドルが特徴で弦毎にシビアな弦高やオクターブ調整が可能だ。
「CV-SV」と同様、ミディアムサイズのフレットを採用しているため弾き心地がよく、チョーキングやビブラートもスムーズに演奏できる。「CV-TV」は2色、「CV-TV/M」は4色の計6色展開。
■CV-BJ4、CV-BJ4/M
ベースは「CV-BJ4」「CV-BJ4/M」の2種をラインナップ。いずれもフレットにC.F.S.(サークル フレッティング システム※)を施すことで、特にベースは低音域での音程感がよく、ワンランク上のグレードを感じさせる確かなピッチ感や抜けの良い安定したサウンドを実現した。
「CV-BJ4」の指板材にはカリマンタン・エボニーを使用し、レスポンスと音抜けが良い、アンサンブルでも埋もれないトーンを実現。一方「CV-BJ4/M」は、メイプル指板を使用することでキレとスピード感溢れるサウンドとなり、スラップ奏法にも適したベースとなっている。「CV-BJ4」は3色、「CV-BJ4/M」は2色の計5色展開。
※フレットを弧状にすることで、全ての弦がどのポジションでもフレットに直角に交わり、すべての弦のスケールが揃う仕組み。
製品情報
価格:63,000円(税別)
◆CV-TV、CV-TV/M
価格:63,000円(税別)
◆CV-BJ4、CV-BJ4/M
価格:68,000円(税別)
発売日:2019年9月8日
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