BOSS、ギター/ベースで本格的なシンセサイザー音色を鳴らせるエフェクター「SY-1」、ソロからコードまで幅広い演奏表現が可能
ローランドから、BOSSコンパクト・ペダルならではのシンプルな操作で、ギターやベースで本格的なシンセサイザーの音色を使ったユニークな演奏ができるエフェクター「SY-1」が登場。9月14日に発売される。
「SY-1」は、普段どおりにギターを弾くだけで、インパクトある音色で曲を演出することができるエフェクター。ギターからの入力信号をもとに、本体に内蔵された高性能カスタムDSPチップが瞬時にシンセサイザーの音色を生成して出力する。
本体には、ソロ演奏に適した「リード」や「オルガン」、コードを演奏する際に効果的な「パッド」や「ストリングス」など、11の音色タイプを搭載。それぞれのタイプには11種類のバリエーションが用意、内蔵音色は計121種類。好みの音色を選ぶだけですぐに演奏することができる。
すべての音色が和音の演奏に対応しているのもポイント。コードを弾いて重厚なシンセ・サウンドを奏でることができる。音色の調整はパネル上のツマミを回して直感的に行えるので、シンセサイザーの音作りに関する専門知識なしで、カンタンに演奏可能だ。
▲73×129×59(W×D×H)mm、450g(乾電池含む)。電源はアルカリ電池(9V形)または別売りのACアダプターを使用。
「SY-1」は、ギターだけでなくベースの入力にも対応。モードスイッチを切り替えるだけで内部プログラムをベースに最適化。太く激しいシンセ・ベースの音色も手軽に楽しめる。
さらに本体ペダルを踏み続けると、「SY-1」のシンセサイザーの音色を鳴らし続けながら、ギター/ベースの音色を重ねて演奏することが可能。シンセサイザーとギター/ベースの音量バランスは、パネル上のツマミでカンタンに調整できる。
また、センド/リターン端子に接続したエフェクターで作り込んだギター/ベースの音色を、「SY-1」のシンセ・サウンドとミックスして出力することも可能。センド端子はダイレクト・アウトとしても使用できるので、ギター・サウンドとシンセ・サウンドを別々に出力することもできる。外部フットスイッチを接続すればシンセ・サウンドを1オクターブ上げる効果を得たり、タップ・テンポの入力にも対応。エクスプレッション・ペダルを接続してTONE/RATEの連続的なコントロールをリアルタイムに行うこともできる。「SY-1」をペダルボードに組み込めば、ギター/ベース演奏の表現力を格段に高まること間違いなしだ。
製品情報
価格:オープン(市場想定売価 税込 22,000円前後)
発売日:2019年9月14日
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