【ライブレポート】the GazettE、横アリ<「第九」>で証明した“最高”の景色
▲PHOTO:KYOKA UEMIZO
the GazettEが、1年2ヶ月に及ぶロングツアーのファイナル公演<the GazettE LIVE TOUR18-19 THE NINTH TOUR FINAL 「第九」(読み:ダイキュウ)>を9月23日(月・祝)横浜アリーナにて開催した。ライブの模様をレポートでお届けする。
◆<the GazettE LIVE TOUR18-19 THE NINTH TOUR FINAL 「第九」>ライブ画像
the GazettE が2018年6月13日にリリースした最新アルバム『NINTH』は、ここ数作で彼らが提示してきたラウド&デジタリックな方向性とは異なり、生々しいバンド感をフィーチュアした一作となった。変化し続けつつ常に良質な音楽を創出してきたthe GazettEにふさわしく、しなやかな力強さに溢れた『NINTH』は非常に魅力的なアルバムだ。同作を聴いて彼らの秀でた制作能力を改めて感じると共に、今後のthe GazettEのライブがどういうものになるのか興味が湧いた。
持ち札の多い彼らだけに、ライブのあり方も『NINTH』のテイストを押し出すパターンやスクエアなデジタル感覚とリアルなバンド感のコントラストを活かすパターン、彼らの多彩さを打ち出すパターンなど、様々な選択肢があるからだ。“彼らはどんなライブを見せることになるのだろう?”と思っているうちに、’18年7月から<the GazettE LIVE TOUR18-19 THE NINTH>が始まった。
ホール・ツアーで幕を開け、スタンディング・ライブ、小さなライブハウスでのサーキット、さらに海外ツアーも行なうという行程の同ツアーは、1年2ヶ月に及ぶ長丁場となった。15周年を経ても失われることのない彼らの意欲的な姿勢と、こういったツアーを実現できる動員力の高さには圧倒されずにいられない。また、様々な環境で60本ものライブを行なえば、ライブの完成度がどんどん高まっていくことは自明の理といえる。いろいろな意味で期待が高まる中、2019年9月23日にロングツアーの最終公演「第九」が横浜アリーナで開催された。
▲PHOTO:KEIKO TANABE
ノイジー&ダークなオープニングSE「99.999」が場内に流れ、メンバー達がステージに姿を現した。客席から大歓声が湧き起こり、ライブは静かな導入部からヘヴィに展開する「Falling」で幕を開け、ハイエナジーな「NINTH ODD SMELL」「GUSH」に続く流れから始まった。力強くステージに立って演奏するメンバー達の姿とパワフル&エモーショナルなサウンドは気持ちを駆り立てる力に溢れていて、場内は早くもヘッドバンギングの嵐と化す。ライブが始まると同時にオーディエンスのボルテージが一気に高まったことが如実に感じられた。
続くセカンド・ブロックではアグレッシブな「CLEVER MONKEY」やダークな「GABRIEL ON THE GALLOWS」、ハイテンションな「裏切る舌」などをプレイ。テイストの異なるコンパクトなハード・チューンを相次いで聴かせる構成は心地よさに満ちている。“サイズが短くて凝縮感のある楽曲”というここ最近のミュージック・シーンのトレンドを押さえているのはさすがだし、轟音でいながらクリアという上質なサウンドも見事。演奏力の高さと時代を感じ取る鋭さが相まって、the GazettEが幅広い層のリスナーを魅了していることは間違いないようだ。
▲PHOTO:KEIKO TANABE
▲PHOTO:YOSHIHIRO MORI
ライブ中盤では耽美感を湛えた「THE MORTAL」や洗練された味わいの「虚 蜩」、翳りを帯びたスロー・チューンの「その声は脆く」などを披露。こういった“聴かせる系”の楽曲のクオリティーが高く、なおかつライブでも淀みなく表現できることもthe GazettEの大きな強みといえる。今回のライブでもそれは変わることなく、抑揚を効かせたRUKIのボーカルや麗と葵が奏でるテイスティーなギター・ソロ、REITAと戒が紡ぐしなやかなグルーブなどがひとつになって生まれる抒情的な世界に強く惹き込まれた。
ネイティブな雰囲気を纏った「BABYLON’S TABOO」やダークな「DOGMA」などを経て、パワフル&キャッチーな「INCUBUS」からライブは後半へ。緊迫感を放つ「TWO OF A KIND」やスリリングな場面転換を活かした「UGLY」、力強く疾走する「ABHOR GOD」などが畳みかけるように演奏された。広いステージを使い切ってフィジカルなパフォーマンスを展開しつつ爽快感に溢れたサウンドを聴かせるthe GazettEと、熱い盛りあがりを見せるオーディエンス。the GazettEのライブはオーディエンスの激しさでも有名だが、今回のライブは今までとはやや趣が異なっている。それぞれの楽曲に合わせて拳を振ったり、息を合わせてジャンプしたり、大合唱を巻き起こしたりするオーディエンスの姿からは、彼らが暴れることよりも“聴く、観る、楽しむ”ということを重視していることが伝わってきた。もちろんいつもと変わることなく激しいリアクションを見せるリスナーも多数いて、それを否定しない空気感も実にいい。横浜アリーナの場内は、熱さと一体感に満ちた華やかな盛りあがりを見せた。
▲PHOTO:YOSHIHIRO MORI
その後は本編のラストソングとして「関東土下座組合」をプレイ。ランエリアに散らばって煽りを入れて、怒涛のリアクションを見せるオーディエンスの熱気をさらに引き上げるメンバー達。場内を完全燃焼させて、the GazettEはステージから去っていった。
今回のツアーで『NINTH』を核にしたライブを行なって、また新たな魅力を見せつけたthe GazettE。リアルなバンド感を押し出しつつデジタル・テイストをアクセントに用いる手法も奏功して、非常に観応えのあるライブだった。自分達が蓄えてきた過去の財産に頼ることなく、ここにきてさらに世界を広げて、新たな顔でオーディエンスを魅了した彼らはさすがの一言に尽きる。変遷し続けるthe GazettEだけに今後の彼らが『NINTH』のテイストを引き継ぐことになるのかはわからないが、そうだとしても、また変わるとしても、次の彼らの動きも本当に楽しみだ。
▲PHOTO:KEIKO TANABE
最後に、今回のライブでメンバー達が語った言葉を記しておこう。
「振り返ってみるとthe GazettEというのはいろんなことが沢山あって。微笑ましいことばかりじゃなく、純粋な気持ちだけではやっていけなくて悔しい気持ちを味わうことも何度もあった。そういうことを経て、今のthe GazettEが最高なんだということを証明するために『NINTH』というアルバムを作りました。だからコンセプトがあったわけじゃなくて、the GazettEが今まで歩んできた道を凝縮して、すべてを表現したかった。そして、今日ここに立って一番思うのは、『NINTH』というアルバムを作って本当に良かったということです。アルバムを作って、ツアーをすることで、俺達もすごく成長できたと思う。今回のツアーはいろんな会場でライブをして、場所や環境を問わず、常に自分達のベストを見せるということがすごく修行になった。国内、海外を問わず、みんなが来てくれて、いい経験をさせてもらって感謝しています。みんなのお陰で、この景色を見ることができました。本当に、ここまで連れてきてくれて、改めてありがとう」(RUKI)
「61本という長いツアーでしたけど、本当に楽しかったなと思っております。前もって今日は喋るよと言ってくれたら、もっといい言葉を考えたと思いますけど(笑)。本当に、心から幸せでした。ありがとうございました」(葵)
「葵が喋っている間に考えていたんですけど、なにも思いつきませんでした(笑)。1年2ヶ月にわたるツアー、みんなのお陰で本当に楽しく、無事に終わらせられたと思います。またいつか会う日まで、皆さんお元気で。ということで、今日はお疲れしたぁーっ!」(REITA)
「皆さん、お疲れ様でした。『NINTH』というアルバムを作った時から、最後は大きい会場でライブをするんだろうなということは想像していたんですけど、実際今日ここに立ってみて、想像を絶するような感動と、皆さんの愛と……いろんなものがこみ上げてきて、やっぱり計り知れないなと思いました。これから先も一生懸命がんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いします」(麗)
「お疲れ様でした。終わってみればすごくアッという間なツアーだったけど、みんなのお陰ですごく楽しいツアーになりました。本当にありがとうございます。淋しい気持ちもありますが、the GazettEが終わるわけではないので。また、やろうよ。今回を超える最高のツアーを、またやりましょう。また帰ってきます。ありがとうございます」(戒)
取材・文◎村上孝之
▲PHOTO:KEIKO TANABE
SE. 99.999
1. Falling
2. NINTH ODD SMELL
3. GUSH
4. CLEVER MONKEY
5. GABRIEL ON THE GALLOWS
6. 裏切る舌
7. THE MORTAL
8. 虚 蜩
9. その声は脆く
10. BABYLON’S TABOO
11. DOGMA
12. INCUBUS
13. TWO OF A KIND
14. UGLY
15. ABHOR GOD
16. 関東土下座組合
EN1. GO TO HELL
EN2. INSIDE BEAST
EN3. 貴女ノ為ノ此ノ命。
EN4. HEADACHE MAN
EN5. ATTITUDE
EN6. TOMORROW NEVER DIES
WEN. UNFINISHED
2020年3月4日(水)Release
【初回生産限定盤A】
BD(1枚組)/\12,045+TAX 品番:SRXL-229
Photo Book/豪華仕様
横浜アリーナ公演(本編+アンコール)/2018-2019 TOUR [THE NINTH] DOCUMENT
【通常盤A】
BD(1枚組)/\6,727+TAX 品番:SRXL-230
横浜アリーナ公演(本編+アンコール)
【初回生産限定盤B】
DVD(2枚組)/¥11,136+TAX 品番:SRBL-1886~1887
Photo Book/豪華仕様
(DISC1) 横浜アリーナ公演(本編)
(DISC2) 横浜アリーナ公演(アンコール)/2018-2019 TOUR [THE NINTH] DOCUMENT
【通常盤B】
DVD(2枚組)/¥5,818+TAX 品番:SRBL-1888~1889
(DISC1) 横浜アリーナ公演(本編)
(DISC2) 横浜アリーナ公演(アンコール)
『LIVE IN NEW YORK&WORLD TOUR19 DOCUMENTARY THE NINTH [99.999] 』
2020年3月4日(水)Release
【通常盤ONLY】
BD(1枚組):¥6,864+TAX 品番:SRXL-228
DVD(1枚組):¥5,955+TAX 品番:SRBL-1885
the GazettE NEW ALBUM『NINTH』
品番:SRCL-9798
IN STORES
[CD収録]全12曲
M1 99.999
M2 Falling -NINTH MIX-
M3 NINTH ODD SMELL
M4 GUSH
M5 THE MORTAL
M6 虚 蜩
M7 その声は脆く
M8 BABYLON'S TABOO
M9 裏切る舌
M10 TWO OF A KIND
M11 ABHOR GOD
M12 UNFINISHED
the GazettE「NINTH」LISTEN & DL
https://smr.lnk.to/d5Ks4
OPEN17:30 / START18:30
[チケット料金]
指定席 前売り¥8,000(税別)/ 当日¥8,500(税別)
※3歳以上有料、諸サービス手数料別
[FC.HERESY最速先行受付]
お申し込み受付期間:9月24日(火)12:00~10月15日(火)23:59
抽選結果確認期間:10月19日(土)13:00~10月22日(火・祝)18:00
入金期間:10月19日(土)13:00~10月23日(水)21:00
最速先行受付に関する詳細はコチラ▼
http://fc-heresy.com/ja/free/ticket/details.php?id=481&kd=TICKET
[チケット一般発売日]
2020年2月15日(土) 全国一斉発売
the GazettEが、1年2ヶ月に及ぶロングツアーのファイナル公演<the GazettE LIVE TOUR18-19 THE NINTH TOUR FINAL 「第九」(読み:ダイキュウ)>を9月23日(月・祝)横浜アリーナにて開催した。ライブの模様をレポートでお届けする。
◆<the GazettE LIVE TOUR18-19 THE NINTH TOUR FINAL 「第九」>ライブ画像
the GazettE が2018年6月13日にリリースした最新アルバム『NINTH』は、ここ数作で彼らが提示してきたラウド&デジタリックな方向性とは異なり、生々しいバンド感をフィーチュアした一作となった。変化し続けつつ常に良質な音楽を創出してきたthe GazettEにふさわしく、しなやかな力強さに溢れた『NINTH』は非常に魅力的なアルバムだ。同作を聴いて彼らの秀でた制作能力を改めて感じると共に、今後のthe GazettEのライブがどういうものになるのか興味が湧いた。
持ち札の多い彼らだけに、ライブのあり方も『NINTH』のテイストを押し出すパターンやスクエアなデジタル感覚とリアルなバンド感のコントラストを活かすパターン、彼らの多彩さを打ち出すパターンなど、様々な選択肢があるからだ。“彼らはどんなライブを見せることになるのだろう?”と思っているうちに、’18年7月から<the GazettE LIVE TOUR18-19 THE NINTH>が始まった。
ホール・ツアーで幕を開け、スタンディング・ライブ、小さなライブハウスでのサーキット、さらに海外ツアーも行なうという行程の同ツアーは、1年2ヶ月に及ぶ長丁場となった。15周年を経ても失われることのない彼らの意欲的な姿勢と、こういったツアーを実現できる動員力の高さには圧倒されずにいられない。また、様々な環境で60本ものライブを行なえば、ライブの完成度がどんどん高まっていくことは自明の理といえる。いろいろな意味で期待が高まる中、2019年9月23日にロングツアーの最終公演「第九」が横浜アリーナで開催された。
▲PHOTO:KEIKO TANABE
ノイジー&ダークなオープニングSE「99.999」が場内に流れ、メンバー達がステージに姿を現した。客席から大歓声が湧き起こり、ライブは静かな導入部からヘヴィに展開する「Falling」で幕を開け、ハイエナジーな「NINTH ODD SMELL」「GUSH」に続く流れから始まった。力強くステージに立って演奏するメンバー達の姿とパワフル&エモーショナルなサウンドは気持ちを駆り立てる力に溢れていて、場内は早くもヘッドバンギングの嵐と化す。ライブが始まると同時にオーディエンスのボルテージが一気に高まったことが如実に感じられた。
続くセカンド・ブロックではアグレッシブな「CLEVER MONKEY」やダークな「GABRIEL ON THE GALLOWS」、ハイテンションな「裏切る舌」などをプレイ。テイストの異なるコンパクトなハード・チューンを相次いで聴かせる構成は心地よさに満ちている。“サイズが短くて凝縮感のある楽曲”というここ最近のミュージック・シーンのトレンドを押さえているのはさすがだし、轟音でいながらクリアという上質なサウンドも見事。演奏力の高さと時代を感じ取る鋭さが相まって、the GazettEが幅広い層のリスナーを魅了していることは間違いないようだ。
▲PHOTO:KEIKO TANABE
▲PHOTO:YOSHIHIRO MORI
ライブ中盤では耽美感を湛えた「THE MORTAL」や洗練された味わいの「虚 蜩」、翳りを帯びたスロー・チューンの「その声は脆く」などを披露。こういった“聴かせる系”の楽曲のクオリティーが高く、なおかつライブでも淀みなく表現できることもthe GazettEの大きな強みといえる。今回のライブでもそれは変わることなく、抑揚を効かせたRUKIのボーカルや麗と葵が奏でるテイスティーなギター・ソロ、REITAと戒が紡ぐしなやかなグルーブなどがひとつになって生まれる抒情的な世界に強く惹き込まれた。
ネイティブな雰囲気を纏った「BABYLON’S TABOO」やダークな「DOGMA」などを経て、パワフル&キャッチーな「INCUBUS」からライブは後半へ。緊迫感を放つ「TWO OF A KIND」やスリリングな場面転換を活かした「UGLY」、力強く疾走する「ABHOR GOD」などが畳みかけるように演奏された。広いステージを使い切ってフィジカルなパフォーマンスを展開しつつ爽快感に溢れたサウンドを聴かせるthe GazettEと、熱い盛りあがりを見せるオーディエンス。the GazettEのライブはオーディエンスの激しさでも有名だが、今回のライブは今までとはやや趣が異なっている。それぞれの楽曲に合わせて拳を振ったり、息を合わせてジャンプしたり、大合唱を巻き起こしたりするオーディエンスの姿からは、彼らが暴れることよりも“聴く、観る、楽しむ”ということを重視していることが伝わってきた。もちろんいつもと変わることなく激しいリアクションを見せるリスナーも多数いて、それを否定しない空気感も実にいい。横浜アリーナの場内は、熱さと一体感に満ちた華やかな盛りあがりを見せた。
▲PHOTO:YOSHIHIRO MORI
その後は本編のラストソングとして「関東土下座組合」をプレイ。ランエリアに散らばって煽りを入れて、怒涛のリアクションを見せるオーディエンスの熱気をさらに引き上げるメンバー達。場内を完全燃焼させて、the GazettEはステージから去っていった。
今回のツアーで『NINTH』を核にしたライブを行なって、また新たな魅力を見せつけたthe GazettE。リアルなバンド感を押し出しつつデジタル・テイストをアクセントに用いる手法も奏功して、非常に観応えのあるライブだった。自分達が蓄えてきた過去の財産に頼ることなく、ここにきてさらに世界を広げて、新たな顔でオーディエンスを魅了した彼らはさすがの一言に尽きる。変遷し続けるthe GazettEだけに今後の彼らが『NINTH』のテイストを引き継ぐことになるのかはわからないが、そうだとしても、また変わるとしても、次の彼らの動きも本当に楽しみだ。
▲PHOTO:KEIKO TANABE
最後に、今回のライブでメンバー達が語った言葉を記しておこう。
「振り返ってみるとthe GazettEというのはいろんなことが沢山あって。微笑ましいことばかりじゃなく、純粋な気持ちだけではやっていけなくて悔しい気持ちを味わうことも何度もあった。そういうことを経て、今のthe GazettEが最高なんだということを証明するために『NINTH』というアルバムを作りました。だからコンセプトがあったわけじゃなくて、the GazettEが今まで歩んできた道を凝縮して、すべてを表現したかった。そして、今日ここに立って一番思うのは、『NINTH』というアルバムを作って本当に良かったということです。アルバムを作って、ツアーをすることで、俺達もすごく成長できたと思う。今回のツアーはいろんな会場でライブをして、場所や環境を問わず、常に自分達のベストを見せるということがすごく修行になった。国内、海外を問わず、みんなが来てくれて、いい経験をさせてもらって感謝しています。みんなのお陰で、この景色を見ることができました。本当に、ここまで連れてきてくれて、改めてありがとう」(RUKI)
「61本という長いツアーでしたけど、本当に楽しかったなと思っております。前もって今日は喋るよと言ってくれたら、もっといい言葉を考えたと思いますけど(笑)。本当に、心から幸せでした。ありがとうございました」(葵)
「葵が喋っている間に考えていたんですけど、なにも思いつきませんでした(笑)。1年2ヶ月にわたるツアー、みんなのお陰で本当に楽しく、無事に終わらせられたと思います。またいつか会う日まで、皆さんお元気で。ということで、今日はお疲れしたぁーっ!」(REITA)
「皆さん、お疲れ様でした。『NINTH』というアルバムを作った時から、最後は大きい会場でライブをするんだろうなということは想像していたんですけど、実際今日ここに立ってみて、想像を絶するような感動と、皆さんの愛と……いろんなものがこみ上げてきて、やっぱり計り知れないなと思いました。これから先も一生懸命がんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いします」(麗)
「お疲れ様でした。終わってみればすごくアッという間なツアーだったけど、みんなのお陰ですごく楽しいツアーになりました。本当にありがとうございます。淋しい気持ちもありますが、the GazettEが終わるわけではないので。また、やろうよ。今回を超える最高のツアーを、またやりましょう。また帰ってきます。ありがとうございます」(戒)
取材・文◎村上孝之
▲PHOTO:KEIKO TANABE
■セットリスト<the GazettE LIVE TOUR18-19 THE NINTH TOUR FINAL 「第九」>
SE. 99.999
1. Falling
2. NINTH ODD SMELL
3. GUSH
4. CLEVER MONKEY
5. GABRIEL ON THE GALLOWS
6. 裏切る舌
7. THE MORTAL
8. 虚 蜩
9. その声は脆く
10. BABYLON’S TABOO
11. DOGMA
12. INCUBUS
13. TWO OF A KIND
14. UGLY
15. ABHOR GOD
16. 関東土下座組合
EN1. GO TO HELL
EN2. INSIDE BEAST
EN3. 貴女ノ為ノ此ノ命。
EN4. HEADACHE MAN
EN5. ATTITUDE
EN6. TOMORROW NEVER DIES
WEN. UNFINISHED
■リリース情報
2020年3月4日(水)Release
【初回生産限定盤A】
BD(1枚組)/\12,045+TAX 品番:SRXL-229
Photo Book/豪華仕様
横浜アリーナ公演(本編+アンコール)/2018-2019 TOUR [THE NINTH] DOCUMENT
【通常盤A】
BD(1枚組)/\6,727+TAX 品番:SRXL-230
横浜アリーナ公演(本編+アンコール)
【初回生産限定盤B】
DVD(2枚組)/¥11,136+TAX 品番:SRBL-1886~1887
Photo Book/豪華仕様
(DISC1) 横浜アリーナ公演(本編)
(DISC2) 横浜アリーナ公演(アンコール)/2018-2019 TOUR [THE NINTH] DOCUMENT
【通常盤B】
DVD(2枚組)/¥5,818+TAX 品番:SRBL-1888~1889
(DISC1) 横浜アリーナ公演(本編)
(DISC2) 横浜アリーナ公演(アンコール)
『LIVE IN NEW YORK&WORLD TOUR19 DOCUMENTARY THE NINTH [99.999] 』
2020年3月4日(水)Release
【通常盤ONLY】
BD(1枚組):¥6,864+TAX 品番:SRXL-228
DVD(1枚組):¥5,955+TAX 品番:SRBL-1885
the GazettE NEW ALBUM『NINTH』
品番:SRCL-9798
IN STORES
[CD収録]全12曲
M1 99.999
M2 Falling -NINTH MIX-
M3 NINTH ODD SMELL
M4 GUSH
M5 THE MORTAL
M6 虚 蜩
M7 その声は脆く
M8 BABYLON'S TABOO
M9 裏切る舌
M10 TWO OF A KIND
M11 ABHOR GOD
M12 UNFINISHED
the GazettE「NINTH」LISTEN & DL
https://smr.lnk.to/d5Ks4
<the GazettE 18TH ANNIVERSARY 「DAY/6576」>
OPEN17:30 / START18:30
[チケット料金]
指定席 前売り¥8,000(税別)/ 当日¥8,500(税別)
※3歳以上有料、諸サービス手数料別
[FC.HERESY最速先行受付]
お申し込み受付期間:9月24日(火)12:00~10月15日(火)23:59
抽選結果確認期間:10月19日(土)13:00~10月22日(火・祝)18:00
入金期間:10月19日(土)13:00~10月23日(水)21:00
最速先行受付に関する詳細はコチラ▼
http://fc-heresy.com/ja/free/ticket/details.php?id=481&kd=TICKET
[チケット一般発売日]
2020年2月15日(土) 全国一斉発売
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