<フジロック’19>初出演のCHON、最新ALを初の日本盤で発売

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南カリフォルニア発のギター・インストバンドCHONがセルフタイトルを冠した最新サード・アルバム『CHON』が、自身が出演する<フジロックフェスティバル’19>の直前である7月24日(水)にソニー・ミュージックジャパンインターナショナルより発売される。彼らにとってこれが、初の日本盤CDリリースとなる。

◆アルバム『CHON』 画像

CHONは、2015年にデビュー・アルバム『GROW』を発表するや、そのテクニカルで斬新なマスロック・サウンドがネットや口コミで広がり、その翌年には早くもPolyphiaらを従え全米ヘッドライン・ツアーを行なうなど、猛スピードで人気が拡大。2017年のセカンド・アルバム『HOMEY』では、Go Yama、Giraffage、Masegoらとのコラボレーション・トラックを収録するなど、ジャズ、エレクトロニカ、トリップホップ、ネオソウルの要素を果敢に取り入れながら、CHONならではのエッジィでオーガニック、パステルな色彩に満ちたクリーン・トーンによる先鋭的ギター・ミュージックを披露した。

2年ぶりとなる今回のニュー・アルバムでは、外部プロデューサーや共演アーティストは入れず、その音楽性をより簡素化し、伝統的な構造のバンドサウンドに立ち返ることを優先させたという。ギターのマリオ・マカレナは新作について次のように語る。

  ◆  ◆  ◆

「よりシンプルな構造にしながらも、僕たち史上最高に音楽的にクレイジーな部分を併せ持つ曲を作りたいと強く思っていたんだ。僕たちの音楽はただでさえすごく風変りだから、構造までクレイジーだとついて来づらくなると思うんだよね。だから今作は、この手の音楽を聴かないような人たちにもアピールできるものにしたいという気持ちが強かったんだ」

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▲アルバム『CHON』

今年は、世界最大規模の野外フェス<コーチェラ>を始め、インディー・ロックやフォーク、オルタナティヴ・ロック中心の<シェイキー・ニーズ>、エレクトロニック系とジャム・バンドで構成される<エレクトリック・フォレスト>など、多様なフェスに出演しているCHONだが、7月28日(日)には<フジロック‘19>に初出演しレッドマーキーに登場する。どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、要注目だ。

■アルバム『CHON』

2019年7月24日(水)発売
SICX 131 ¥2,200+税
※初回のみデジパック/ジャケット絵柄のサークル・ステッカー封入

<収録曲>
1.Ghost / ゴースト
2.Cloudy / クラウディ
3.Gift / ギフト
4.Visit / ヴィジット
5.Petal / ペタル
6.Pitch Dark / ピッチ・ダーク
7.Rosewood / ローズウッド
8.If / イフ
9.Spike / スパイク
10.Dead End / デッド・エンド
11.Thanks / サンクス
12.Peace / ピース

■【プロフィール】

米サンディエゴで2008年に結成。マリオ(G)、エリック(G)、イサイア(B)、ネイサン(Dr)の4人組(エリック以外は3兄弟)。バンド名は「炭素(Carbon)」「水素(Hydrogen)」「酸素(Oxygen)」「窒素(Nitrogen)」の頭文字より。自主制作EP「Newborn Sun」(13年)、「Woohoo!」(14年)を発表後、スメリアン・レコード(Sumerian Records)と契約。2015年に1stアルバム『GLOW』、2017年に2ndアルバム『HOMEY』を発表。2017年10月に初来日公演(東名京阪+朝霧Jam)を開催。2019年7月(海外6月)に3rdアルバム『CHON』を発表、同月<フジロック フェスティバル’19>に出演。
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