マーティ・フリードマン、キッスのオーディションが叶わなかった理由
マーティ・フリードマンは、キッスが新たなギタリストを探しているとき、オーディションに興味がないか声がかかったそうだ。しかし、1つだけ条件を満たしていなかったという。
◆マーティ・フリードマン画像
何年か前に日本の番組でちらっと明かしたことがある逸話のようだが、フリードマンはあらためて「Sam Ash Music」のインタビューで、こう話した。「ずい分前、彼らがギター・プレイヤーを変えるとき、キッス側の誰かから僕のところに電話があったんだ。“キッスのオーディションに興味あるか?”って訊かれて、僕は“いつ、どこで?”って答えた。そしたら“いくつか質問がある。 まず、髭はないよな? 髪は長いんだろ? 痩せているよな? 6フィート(約183センチ)以上あるよな?”って言われて、僕は“え、なに? 僕は5フィート7.5インチ.(約171.5センチ)だ。でも、手術する。何とかする”って言ったんだけど、“申し訳ない。それは上手くいかない”って…。すごくガッカリした…。ジーン、ポール、ブーツ履かずに6フィートあるユダヤ人がどれだけいるんだ? どうしてそんな必要がある? 完全にわかるけど」
フリードマンは以前、『Meet Recruit』のインタビューで、ギターを始めたきっかけについて問われると、「14歳のとき、友達がキッスのファンで、一緒にコンサートに行って衝撃を受けた。もう、自分は音楽をするしかない!と思った」と話していた。
Ako Suzuki