キース・フリントの死をめぐり、検視官「自殺と断定する証拠が不十分」

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水曜日(5月8日)、3月4日に自宅で亡くなっているのが発見されたザ・プロディジーのフロントマン、キース・フリントの検視結果が明かされた。

◆キース・フリント画像

フリントの体内からはコカイン、アルコール、鎮痛/鎮咳薬のコデインが検出され、縊死ではあるが、検視官は、それが自殺だったのか断定する確たる証拠がないと報告した。

BBCによると、検視官は「自殺だったと考え、そう断定するために、あらゆる可能性を考慮しつつ、ミスター・フリントが死をもたらすと理解しながら意図的にその行動を起こしたとの証拠を見つけなくてはなりませんでした。様々な状況を検討した結果、それに足る十分な証拠は見つかりませんでした」と話し、こちらも確たる証拠はないが、ふざけていて誤って亡くなった可能性も指摘したという。

警察はすでに、他殺の疑いはないと発表している。

プロディジーのメンバーはこの前日、「キーフが亡くなってからのこの数週間は、みんなにとって辛かった。もし、鬱や依存症、自殺の衝動に苦しんでいるなら、どうか1人で悩まないでくれ。プロディジーはメンタル・ヘルスを改善するためのキャンペーンを全面的に支援している」とツイートし、助けを求めることができる団体の名を挙げた。



Ako Suzuki
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