ザ・キュアー「次のアルバムが最後になると思う」
ザ・キュアーは現在、約11年ぶりとなるニュー・アルバムを制作中だが、キーボードのロジャー・オドネルはこれが最後のアルバムになるだろうと考えているそうだ。
◆ザ・キュアー画像
彼はSiriusXMのインタビューで、こう話したという。「僕個人としては、これがキュアー最後のアルバムになるだろうと思ってる。これまで百万回そう言ってきたのはわかってる。でも、人生この段階になると……。僕が考えるには、ああ、これで終わりだ」
オドネルは実際、数年前にフロントマンのロバート・スミスに、このバンドにお別れを告げるときが来たと、「僕らはもう1枚アルバムを作らなくてはならない。最も哀しく、最もドラマチックなものにすべきだ」と話したそうだ。新作はその通りになっているという。
ザ・キュアーは来月、英国で開かれるグラストンベリー・フェスティバルでヘッドラインを飾る。そこで新曲をプレビューする予定だという。
彼らの新作は2008年秋リリースの『4:13 Dream』以来、14枚目のスタジオ・アルバムとなる。1979年に1st『Three Imaginary Boys』をリリース以降、ここまで間が空くのは初めて。
ザ・キュアーは今年、ロックの殿堂入りを果たした。
Ako Suzuki