クリッシー・ハインド、ジャズのカバー・アルバムを発表

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クリッシー・ハインドが、この秋、ジャズにインスパイアされた曲をカバーしたアルバム『Valve Bone Woe』をリリースする。

◆クリッシー・ハインド画像、動画

ハインドは、フランク・シナトラの「I’m A Fool To Want You」、ジョン・コルトレーンの「Naima」、マイルス・デイヴィスがプレイしたことでジャズのスタンダードとなった「You Don’t Know What Love Is」、ビーチ・ボーイズの「Caroline, No」、元恋人レイ・デイヴィスが作ったキンクスの「No Return」などをカバー。木曜日(4月25日)、「Caroline, No」と「You Don’t Know What Love Is」の音源を公開した。




ハインドは、「ロック・シンガー一筋の者としては、ほかのジャンルに手を出すのはそれほど興味があるわけじゃないけど、ジャズは子供のとき流れていて(兄のおかげ)、ずっと愛着があった」「ジャズは60年代、ロックの台頭により脇に追いやられてしまったけど、いまロックが崩壊し、あらためて興味を持たれているように見える」とコメントしている。

『Valve Bone Woe』の収録曲は以下のとおり。()は作者。

「How Glad I Am」 (Jimmy Williams, Larry Harrison)
「Caroline, No」(Brian Wilson, Tony Asher)
「I’m a Fool to Want You」 (Frank Sinatra, Joel Herron, Jack Wolf)
「I Get Along Without You Very Well (Except Sometimes)」 (Hoagy Carmichael)
「Meditation on a Pair of Wire Cutters」 (Charles Mingus)
「Once I Loved」 (Norman Gimbel, Vinicius De Moraes, Antonio Jobim)
「Wild Is the Wind」 (Ned Washington, Dimitri Tiomkin)
「You Don’t Know What Love Is」 (Don Raye, Gene De Paul)
「River Man」(Nick Drake)
「Absent Minded Me」 (Jule Styne, Bob Merrill)
「Naima」 (John Coltrane)
「Hello, Young Lovers」 (Richard Rodgers, Oscar Hammerstein II)
「No Return」 (Ray Davies)
「Que reste-t-il de nos amours ?」 (Charles Trenet)

9月6日のリリースを予定している。


ハインドは最近、プリテンダーズが年内にニュー・アルバムを制作予定だと明かしていた。

Ako Suzuki
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