【インタビュー】DISH//×アイナ・ジ・エンド(BiSH)「普通のデュエットだったらあんなふうに遊ばないんじゃないかな(笑)」
DISH//がニューアルバム『Junkfood Junction』に先駆け、2月7日から開始した配信シングル3部作リリース。その第一弾として世に送り出されたのが「SING-A-LONG feat.アイナ・ジ・エンド(BiSH)」だ。本インタビューではDISH//とアイナ・ジ・エンド(BiSH)の対談をお届け。DISH//とBiSHが感じている互いへのリスペクトと音楽への熱量は、今後もいい起爆剤になってくれそうだ。
◆DISH// 画像
■ジャンルは違えど唯一無二だと感じていたので、化学反応が起きそうだなっていう楽しみが大きかったですね。(北村匠海)
■私的にはバンドっていう印象だったので、DISH//ってダンスもこんなにカッコいいんだと思ってました。(アイナ・ジ・エンド)
▲アイナ・ジ・エンド(BiSH) |
アイナ:以前、<DISH// やる気マンマン2マン TOUR>に呼んでいただいたことがあって。
北村:その時からヴォーカルとしての存在感や表現力が本当に素晴らしいなと思ってたので、今回一緒に歌えることが嬉しくて。BiSHっていう名前からしてもシンパシーを感じるものがあったし、ジャンルは違えど唯一無二だと感じていたので、化学反応が起きそうだなっていう楽しみが大きかったですね。
泉:対バンした時はDISH//みんなでアドレナリンが出まくってて。けっこうガツガツのライヴをしてたので、「BiSH、やばいな!」って言い合ってたんですよ。アイナさんのヴォーカルの存在感も一緒にライヴした時すごい刺激的でしたし、もともと松隈(ケンタ)さんとも関わりがあるので、今回、ご一緒できることは率直に嬉しいなって思いましたね。
アイナ:でも、私、その時に「横浜VIBRATION」をやらせていただいたじゃないですか。匠海くんとのペアでハモりだったんですけど、リハで私がテンパっちゃって。本番では匠海くんがやさしく、私ができるように目を合わせて歌ってくれて。全体的にすごいやさしい人たちで、いいグループっていう印象です。だから、一緒にやれることになって、光栄のひと言です。それに、BiSHとか、渡辺さんや松隈さんに興味を示してくれることも嬉しいなっていう印象も強くて。
橘:いやいや、僕ら、もともとBiSHさんのファンですからね。いろんな影響を受けているし、今、すごく輝いているアーティストさんとコラボできるっていう嬉しさがでかいですね。
矢部:今までもいろんなアーティストさんに曲を作ってもらったり、ライヴも一緒にやったこともあったんですけど、フィーチャリングで歌ってもらうことはなくて。DISH//にとっても新しい刺激というか、新しい風が吹くなっていう感じがするし、お客さんの反応も楽しみだし、ワクワクがいっぱいですね。
——お互いの印象をもう少しお伺いしてもいいですか?
泉:BiSHさんの「プロミスザスター」と「オーケストラ」がとても好きで、一時期ずっと聴いてましたね。
矢部:アイナさんはやっぱり声が特徴的な方ですよね。
橘:アーティスティックな方というイメージですね。自分で作った曲を出していたり、ソロで活動していたり、いろんな方とコラボしたりしていて。すごく音楽に長けてる方だなって思います。
北村:アイナさんを見ていると、彼女の中にきっと、スイッチがあると思うんです。それは役者として見ていてもすごく面白くて。やろうと思ってもできない表現力を持っているし、自然と湧き出てくるようなエネルギッシュさがあっていいなと思っています。
アイナ:私はDISH//のダンス曲も好きなんですよ。何かのイベントで「Loop.」っていう曲で踊ってるのを見て。振り付けも踊ってるオーラもカッコ良くて、私的にはバンドっていう印象だったので、DISH//ってダンスもこんなにカッコいいんだと思ってました。
▲北村匠海 |
泉:お二人が書いてくださる曲はDISH//の印象が変わるような曲もあるんですよね。「Newフェイス」もそうですし、DISH//にとっていつもプラスになってるなって思いますね。バンド感に見合った曲を書いてくださるし、松隈さんに書いて頂く曲すごい好きですね。
橘:僕ももともと松隈さんのサウンドがすごく好きで、そこでBiSHのファンになったんですよ。これまでに書いて頂いたDISH//の曲もライヴではテッパンになってたりもする。聴いててすごいワクワクするような曲を作ってくださるので、いつも松隈さんのすごい才能を感じてますね。
北村:BiSHの制作チームは、ライヴにおけるDISH//のロックバンドな一面とかをすごくフィーチャーしてくれていて。武道館でプロデュースしてくださった時もそうですけど、いつも、ロックバンドのDISH//が見たいって言ってくださるんですね。男としても、バンドマンとしても突き進めていきたい側面でもありますし、それがもしかしたら今回のコラボでもう1個進められるかなって思ってます。
◆インタビュー(2)へ
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