ビリー・シーン、パット・トーピーのいないMR. BIGに「この先のプランはない」

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MR. BIGのビリー・シーン(B)が、パット・トーピー(Ds)を喪ったバンドの今後について「プランはない」と話した。トーピーなくして、もう同じではいられないという。

◆ビリー・シーン画像

SiriusXMの『Trunk Nation』にゲスト出演したシーンは、トーピーが亡くなって13ヶ月近く経つが、MR. BIGはまだ扉を閉ざした状態なのかと問われると、こう答えた。「プランはない。僕ら、いくつか公演をやったが、あれはパットがまだ生きていたときに決まっていたものだ。彼を偲ぶようなことになった。でも、彼なくして同じじゃないんだ。批判する気は全くないけど、誰かを失い、誰かがその代わりに加入するっていうバンドに僕はなりたくないんだよ。それじゃあ、唯一残るオリジナルはロゴだけになりかねない。そうせねばならないバンドを批判しているわけじゃない。彼らのことは好きだし、素晴らしいことだと思うよ。でも、僕はそうしようって気がしない」

ただ、フロントマンのエリック・マーティン同様、最後のツアーを行なう可能性はあると付け加えた。

マーティンは昨年秋、英国の『Midlands Metalheads Radio』のインタビューで、「トーピーなくしてMR. BIGは続けたくない」と話した真意を問われると「僕は、これが僕らの最後のツアーになるのは間違いないと思ってる。6~7月にツアーやって、2週間くらい休んで再開し、多分、2020年1月くらいまでやるつもりだ。それで終わりだ」と話していた。

マーティンからは最後になるアルバムのリリースを計画しているとの発言もあったが、シーンのコメントを考えると、具体的にはまだ進んでいないようだ。

Ako Suzuki
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