MR. BIGのビリー・シーン、助っ人シンガー参加に「だから、フェアウェル・ツアーなんだよ」

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フェアウェル・ツアー開催中のMR. BIGは、3月に行った英国ツアーの最中にシンガーのエリック・マーティンの声が不調となり、2公演でホワイトスネイクのミケーレ・ルッピをゲストに迎え、ふたりでヴォーカルをシェアしたが、この決断について、ベーシストのビリー・シーンがコメントした。

シーンは『Talkin’ Bout Rock』のインタビューでこう語っている。「大変になってくるんだよ…。まあ、だからフェアウェル・ツアーなんだ。僕らはいま、ゴールに到達しようとしている。タフだよ。ヴォーカルは大変だ。僕らのスケジュールはタイトで、きつい。あの紳士は、イタリアのMR. BIGのトリビュート・バンドの1つでプレイしている。素晴らしい声を持つ、素晴らしい人物だ。それで、彼が来てくれた。歳を取ると、全てのシンガーが高音を出せるわけではない。全ての曲ではなくても、友人が来てくれたらちょっとした助けになる」

ルッピは、3月22日に開催されたウルヴァーハンプトン公演と翌日(23日)のロンドン公演に参加。25日からスタートしたヨーロッパ・ツアーにも同行しているようで、一部公演に出演していると言われる。

MR. BIGのヨーロッパ・ツアーは4月15日に終了するが、バンドはその後、休む間もなく南米と北米を周る。


Ako Suzuki
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