スラッシュ、グレタ・ヴァン・フリートの成功は「若く新しいバンド達に道を開いた」
スラッシュが、グレタ・ヴァン・フリートの成功は多くの若き新人バンドにチャンスを与えたことになり、素晴らしいと話した。
◆スラッシュ画像
グレタ・ヴァン・フリートはレッド・ツェッペリンとの類似を批判されることもあるが、昨秋発表したデビュー・アルバム『Anthem Of The Peaceful Army』はヒップホップ全盛の中、全米トップ3をマークし、公演はソールド・アウト、グラミーで4部門の候補に挙がるなど、成功を収めた。
スラッシュは、オーストラリアのラジオ局Triple Xのインタビューでこう話した。「グレタ・ヴァン・フリートがもたらした現象は興味深いし、クールだ。たくさんの若く新しいバンドに門戸を開いた」
「いま、新しいロックンロール・バンド達には本当にクールなエネルギーがあると思う。正しいエネルギーだ。だって、彼らは正当な理由でやってるからね。MTVに出たいとか、名声とかスターダムのためにやってるんじゃない。プライベート・ジェットや女でもない。そういうくだらないものは、もう(この業界では)得られない。純粋に音楽のためだ。自分らの音楽をみんなに聴いてもらうためには何でもやるって情熱がある。俺は、新しい音楽に関しては、これからの数年でどんなことが起きるか、すごく期待している」
グレタ・ヴァン・フリートは、今月開かれるグラミー賞で最優秀ニュー・アーティスト、最優秀ロック・パフォーマンス(「Highway Tune」)、最優秀ロック・ソング(「Black Smoke Rising」)、最優秀ロック・アルバム(『From The Fires』)の4部門にノミネートされている。年内早くもセカンド・アルバムのリリースを計画しているという。
Ako Suzuki
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