【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「アメリカ大陸編・その2」

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みなさん、こんにちわ。<Huit Etoiles>のDJ/ProducerのQue Sakamotoです。

今回はアメリカ大陸ツアーの第二弾、メキシコに向かいます。

■メキシコのナイトクラブ“Kin Kin”で
■今年2度目のギグを披露

ニューヨークからメキシコシティーに無事到着しました。僕が今回のツアー出発前日まで日本に来ていたメキシコ人の友達のzampaの家に、次のギグのグアダラハラまでステイさせて頂きます。


この週は4日連続ギグ&ラジオショー。空港に着いて直ぐにラジオショーのスタジオに向かいzampaと女性プロモーターのPumaと待ち合わせ。その後2時間のラジオショー『Aire Lible』がスタート。各国でディグしたアンビエント〜ダブ〜ディスコ〜ハウス〜エレクトロニックから最新のお気に入りを混ぜてプレイすると、スタジオみんなの笑顔とナイスなフィードバックをもらってひと安心。楽しいラジオショーが終悪と、今夜のベニュー、その名も“Japan”に到着。僕が到着したころには、既にナイスな感じで盛り上がってました。エスニックディスコ〜ハウス〜テクノをメインに2時間のプレイ。メキシコの一発目を良い感じで終えられて満足。ってことで、

「Thank u Puma」

次の日は夕方に、メキシコ中部ハリスコ州の州都グアダラハラにフライト。グアダラハラの空港にメキシコのナイトクラブ“Kin Kin”のデザイナー/DJのAlpが迎えに来てくれてディナー。前回のKin Kinは最高だったので、言わずもがな、今年2度目のギグをすごく楽しみにしてました。



3時間セット思いっきりプレイし、かなり集中していたので、あっという間に終わってしまった……最近お気に入りのパーティチューンからハウス〜テクノ〜エレクトロニック〜ニューウェーブ〜オリジナルをメインにプレイしました。最後の最後まで盛り上がり、前回より“上”な内容でした。最後はお客さんと記念撮影。本当に最高な一夜に! お客さんに感謝です。ってことで、

「Thank u Alp」


数日メキシカンDJプロデューサーで、本名のMichael Fortvne、RUSO、Güeroなどの名義で活躍するModulaireの家にステイさせてもらい楽しい時間を過ごしました。ってことで、

「Thank u Modulaire.」



メキシコシティーに戻り、zampaの家に再びステイ。次のギグまでディグや街を散策したり……。その後は4日連続ギグがスタート。一発目はメキシコシティーのOtto Barにてプレイ。ラウンジを広くした感じのベニューだったので、ハウス〜ディスコをメインにチョイスしました。インドネシアの友達やメキシコシティーの前回お世話になったVictorたちも最後までサポートしてくれたおかげで、最後まで楽しんでプレイすることができました。


■Que Sakamotoに
■<Burning Man>出演のチャンスが!?


メキシコ第三の都市でありヌエボ・レオン州の州都モンテレイは前回スケジュールが合わず、ギグができなかったので、かなり訪れることができたことを今回すごくうれしく思います。何故なら、メキシコの著名クラブ“Topazdeluxe”の11周年アニバーサリー月間にブッキングしてくれたからなんです。ここにはかなりのスターがブッキングされていて、やる気スイッチがオン! 空港でフックアップしてくれたKawasはメキシコのトップアーティストで、今年の<Burning Man>に出演したMayan Warriorのメインメンバー。僕も<Burning Man>に出たいので、チャンスを物にできるようにかなり集中しました。


Kawasはすごくいい人で、話も面白いし、メキシコのクラブミュージックシーンを支えているアーティストでもあります。ちなみにギグの前にKawasがレアなメキシカンレストランに連れて行ってくれました。料理のアレンジが独特で、今まで食べたことなかった感じで、すごく美味。メキシコのいい思い出のひとつになりました。

Topazdeluxeは3時間セットだったので、ひとりひとり心を掴んでリードしていけるよう集中して1曲目をプレイ……すると1曲目からメチャクチャお客さんを掴めて、高いモチベーションそのまま、エスニック〜ニューウェーブ〜ハウス〜テクノ〜和物〜オリエンタル〜エレクトロニック、いろいろとお客さんの空気を感じ、ここだというときに新曲やオリジナルトラックをドロップし、お客さんからたくさんのコールをもらって最高なパーティをメイクできました! とにかく何から何まで最高なギグになりました。

終わってからもKawasやスタッフさんやお客さんから励みになる素晴らしいフィードバックをもらって乾杯して終了……余韻に浸るくらい、本当に最高だった。ってことで、

「Thank u Kawas.」


翌日はメキシコ合衆国バハ・カリフォルニア州の北部に位置し、アメリカ合衆国との国境にある都市・ティファナにフライト。ティファナは前回プレイしたキャパ450名くらいの中バコ“The Wherehouse/Attic”でプレイします。The WherehouseはDamianと家族で運営しているアットホームなベニュー。Damianが早速ディナーがてらメキシカンレストランに連れて行ってくれました。その後てっぺんを回ることになると、The Wherehouseへ。Euro BarのオーナーAlonsoが前座でプレイしてくれて、フロアもディープでレッドライトな空間に。前回のフロアでなく、アウトサイドステージでのプレイ。10時まで7時間プレイし、ディープな空間だったこともあって、深く攻める時間、攻めて上げる時間、ハメて深く引っ張る曲などいろいろと幅広くハウス〜テクノ〜ディスコ〜オリジナルなどを混ぜてプレイしました。かなり深くてドープな選曲でお客さんを自分の世界のい引き込むことができました。The Wherehouseは音楽的にコアなお客さんが多いので、楽しかった。


翌日はメキシコのバハ・カリフォルニア州に属する都市エンセナダに向けて、DamianとAlonsoと一緒に車を使って夜に出発です。エンセナダはティファナとはまた違う、よりフレンドリーな空気を感じました。エンセナダはシーフードが最高とのウワサ……早速メキシカンシーフードレストランに連れて行ってくれました。海老や白魚がなんとも美味。食事の後はついにEuro Barへ。Alonsoがオープニングを担当。バイナルオンリーでかなりのディガーなので、彼のプレイを聴いていると、とても楽しいし勉強になります。


さて。自分は2時間のプレイ。滑り出しはダンスよりの選曲でプレイしていたのですが、よりレアな、ディグしたレコードや、バーだけど少し踊れるクラブよりの選曲でないセットにシフトしたら、フロアが想像以上に盛り上がって、ディスコ〜エレクトロニカ〜ロック〜和物〜メキシカンなどをチョイス。常に状況にシフトして合わせて行くことの大切さを再認識させてもらい勉強になったギグでした。


4日連続でしたが、がっつりどのギグにも全力尽くし、みんなに喜んでもらって、しっかり仕事した充実感に浸りました。メキシコのダンスミュージックシーンは本当に暖かくて、場所によってさまざまな顔を持っていて、パーティも盛り上がってるし、たくさんの素晴らしいアーティストやDjもいるし、改めてすごい国だと感じさせてもらいました。ってことで、

「Thank u Damian,Alonso」

さあ、ティファナで1泊してサンディエゴへ移動します。

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