エース・フレーリー「トミー・セイヤーを殴ったのは自分らしくなかった」

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エース・フレーリーは、2001年キッスが開催した<Farewell Tour>の最終日に、当時バンドのツアー・マネージャーだったトミー・セイヤーを殴ったことについて「あれは本当に柄にもなかった」とコメントした。

◆エース・フレーリー画像

『Blabbermouth』によると、彼は9月25日ハリウッドにあるMusicians Instituteで行なわれたライブ・チャットで、当時のことをこう振り返ったという。

「あれは本当に柄にもなかった。何があったかって言うと、俺ら、ツアーでは楽屋に女性を入れないって決まりがあったんだ。準備しているとき、俺らは誰にもそばにいて欲しくない…。1人になりたいくらいだ。楽屋にはガールフレンドなんかは入れないって決めてたんだ」

「俺は当時、カナダ出身のモデルのガールフレンドがいた。もちろん、彼女はいつも(楽屋の)外で待ってなきゃいけなかった。シャノン(ジーン・シモンズの奥さん)やポール(・スタンレーの)奥さんが楽屋にちらっと立ち寄ることはあった。それはいいんだ。騒ぎ立てるつもりはなかった。あれはツアーの最終日だった。みんなが楽屋を去った後だ。俺の彼女が外にいたから、“ハニー、入れよ。誰もいない”って言ったんだ」

「5分後、トミー・セイヤーが来て、“エース、決まりはわかってるだろ、楽屋に女性は入れない”って言い出した。俺は“誰もいないじゃないか。ツアーの最終日だぜ”って言い返したら、彼は高圧的な態度を取った。だから、一発くれてやったんだ。俺は激高してた。俺の中のブロンクス・ボーイが姿を現したんだな」

セイヤーはその後、バンドを去ったフレーリーの代わりにキッスのギタリストとなった。

Ako Suzuki
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