オール・ザット・リメインズ、ニューアルバム完成

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オール・ザット・リメインズが、約1年半ぶりとなる9thアルバム『ヴィクティム・オブ・ザ・ニュー・ディジーズ』を11月9日にリリースする。

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メタルコアの聖地マサチューセッツにて、1998年に元シャドウズ・フォールのフィリップ・ラボンテ(Vo)とオリ・ハーバート(G)が中心となって結成されたオール・ザット・リメインズは、2002年にデビュー後、プロデューサーにキルスウィッチ・エンゲイジのアダム・デュトキエヴィッチを起用した2nd『ディス・ダーケンド・ハート』(2004年)で、流麗なギター・フレーズによるドラマティックな要素や、ハードコア由来のアグレッションを盛り込んだスタイルを披露し、3rd『ザ・フォール・オブ・アイディールズ』(2007年)ではクリーン・ヴォイスでメロディアスに歌うパートやモダンでテクニカルな要素を盛り込み、メタルコアというスタイルを確立した。前作の流れを組みつつ、さらに洗練された内容になった4th『オーヴァーカム』(2008年)は、全米チャート最高16位に入るヒットを記録している。

その後もアルバムを全米トップ20に送り込みメタル・シーンをけん引し続けている彼らによる約1年半ぶりの新作が、この9thアルバム『ヴィクティム・オブ・ザ・ニュー・ディジーズ』だ。

ラム・オブ・ゴッドやスーサイド・サイレンスの諸作品で知られるジョシュ・ウィルバーがミックス/マスタリングを担当しており、歌メロを重視した前作『マッドネス』から一転してヘヴィ・メタル・バンドとしてのアイデンティティを取り戻した原点回帰的な作品となっている。ライヴでのモッシュ・ピットが眼に浮かぶ激烈ナンバー「ファック・ラヴ」に始まり、冒頭のメランコリックなメロディが胸を打つドラマティック・チューン「エヴリシングズ・ロング」、スピード感とキャッチーなコーラスを備えた「ブラッド・アイ・スピル」、アコースティック・ギターを巧みに用いた「アローン・イン・ザ・ダークネス」、アスキング・アレクサンドリアのダニー・ワースノップをフィーチュアしたパワー・バラード「ジャスト・テル・ミー・サムシング」等、あくまで攻撃性を保ちながらも起伏とバラエティに富んだ楽曲をずらりと揃えた好作だ。


オール・ザット・リメインズ『ヴィクティム・オブ・ザ・ニュー・ディジーズ』

2018年11月9日 世界同時発売予定
【CD】 GQCS-90655 / 4562387207909 / ¥2,500+税
※日本語解説書封入/歌詞対訳付き
1.ファック・ラヴ
2.エヴリシングズ・ロング
3.ブラッド・アイ・スピル
4.ウェイストランド
5.アローン・イン・ザ・ダークネス
6.ミザリー・イン・ミー
7.ブロークン
8.ジャスト・テル・ミー・サムシング(feat.ダニー・ワースノップ)
9.アイ・メント・ホワット・アイ・セッド
10.ヴィクティム・オブ・ザ・ニュー・ディジーズ
【メンバー】
フィリップ・ラボンテ(ヴォーカル)
オリ・ハーバート(ギター)
マイク・マーティン(ギター)
アーロン・パトリック(ベース)
ジェイソン・コスタ(ドラムス)

◆オール・ザット・リメインズ ・レーベルサイト
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