【メールインタビュー】SPIRAL DELUXE「エレクトロニック・ミュージックのシナリオに人間的な要素を復活させようというクリエイティブな提案なんだ」
Photo by Jacob Khrist
■僕らは全く新しい宇宙を
■構築することができると考えている
──ジェフ・ミルズに会う前のイメージと、会ってからの彼の印象を教えてください。彼はどういう人物でしょうか?
大野由美子:90年代、ジェフが東京でDJをするのを見に行くひとりのファンでした。初めて会ったのは東京でのスペースシャワーTV(確か)の収録で、ボブ・モーグ博士の授業という番組でした。モーグ博士への質問をジェフはとても細かくたくさんノートに書いていて、その几帳面さに驚きました。バンドに入ってみて、私は最初とても緊張していたけど彼の紳士的、なのにユーモアもあるとてもチャーミングな人柄がすぐに緊張を解いてくれたので安心しました。
日野“JINO”賢二:魔法使い、それが彼だ! 彼は自動車の街、モータウンのホーム(デトロイト)の出身だから、“ヨオ、どうだ、やってっか?”的なヴァイブなのかと思ってた。でも、会って一緒にランチを食べてすぐ、彼は堅実で、フレンドリーな人だってわかったね。そして、自分の欲しいことがわかってる&音楽の方向性やサウンドについてとてもシリアスだ。面白いし、クールな奴だよ!
ジェラルド・ミッチェル:ジェフについては実際に会う前からいろいろ聞いていたけど、会ってみたら、本当に堅実なタイプの人だった。世界的にあれだけ成功しているっていうのに、デトロイトのホームタウン・スピリットを感じることができたのも嬉しいね。僕も同郷だから、故郷で何が起きてるか話すのはいつだって楽しい。音楽について話すときは強いヴィジョンを持っていて、音楽、ビート、それにみんなをまとめる素晴らしい才能がある。それっていいリーダーの証だろ?
彼は常に自分自身を改革していて、僕にとってそれを見聞きするのはすごくインスピレーションになる。だって僕はよく、ジェフは僕のテクノ・ヒーローのひとりだって言ってて、彼のアルバム『Purpose Maker』を聴き、彼は何をしているんだろう、どうやってこれらの曲を作ったんだろうと解き明かそうって何度もプレイしてきたんだ。だから実際に彼と会い、彼とレコーディングしてみて、音楽の様々な作り方を教わった。全てに風格がある。ジェフはものすごい才能とオーラの持ち主だよ。
▲大野由美子
▲日野“JINO”賢二
──みなさんバックグラウンドが違いますが、手練れのミュージシャン同士ということで、ジャム・セッションはかなりエキサイティングなものだったと予想されます。逆にやりにくかった点はありますか? “間”のようなものが違うとも思うのですが。
ジェフ・ミルズ:タイトル・トラックの「Voodoo Magic」はちょっと難しかった。自分の頭の中にアイディアがあったものの、言葉で表現するのに説得力ある方法が見つけられなかった。だから、僕ら、この曲には間接的なやり方で取り組まなくてはならなかった。でも、一度形になると、目的が何なのか全員にとって明確になった。計画を持たないことが、計画だった。その瞬間感じたことをプレイするだけだ。何万種類もできたかもしれない。アルバムのタイトルはこのトラックから名付けた。その誕生の特質や、その経過で緊張感が生じたことからね。
大野由美子:私はフュージョン的なアプローチに免疫が全くないので、コードがどんどん変化するようなセッションになると、そこでどう“シンプル”かつ、ジェフが求めるような今までに存在しないような表現をすればいいのか未だに悩みます。一晩だけのセッションのような場合はそんなに深く考えないで好きなように弾くんだと思うけど、セッションしながら曲を作ってライブでも演奏する状態にするので、ちょっと悩みますね。
日野“JINO”賢二:音楽はひとつ。良いか、悪いか。ジャンルが違っても同じ。スペースは自分の二重人格だから、あった方が良いですね。それぞれいろんな場所で。
ジェラルド・ミッチェル:僕自身もバンド・リーダーだから、創作の面で難しいところはなかった。このバンドのプレイヤーそれぞれのダイナミクスは理解しているし、僕らにとって、創作することはリハーサル初日からすごく簡単だったよ。バックグラウンドが違うからこそ、同じゴールに向かいつつも違うアプローチができ、このプロジェクトを興味深いものにしていると思うんだ。それに人柄もとても重要な要素で、僕らみんな、スタジオ以外のところでも仲がいいんだ。それでもやはり、僕らはジェフがリーダーだって実感してる。いいリーダーになるには、目的を明確にし実現させることを学ばなきゃならないんだよ。
▲ジェラルド・ミッチェル
▲ジェフ・ミルズ
──ちなみにSPIRAL DELUXEという名前を聞いた時、ジョン・コルトレーンの「SPIRAL」を真っ先に思い浮かべ、何か関係があると思ったのですが……“深読み”しすぎでしょうか?
ジェフ・ミルズ:いや、ジョン・コルトレーンとは関係ない。でも、僕らの言葉“SPIRAL”は、何度も繰り返すことで新しいものを生み出すことができるという考えからきてる。どう理解するかによるけど。ヴィニール盤の上を回る針、もしくは軸上を回転する地球、どの回転にも進展がある。僕らの場合、僕らが創るもの全てが進歩だ。
──あなたの「The Bells」はテクノ・ミュージックにおける記念碑的作品と言われています。その頃から比べると、オーケストラとの共同作業やトニー・アレンとの作品、今回の作品はもちろん、最近では、よりヒューマニックな作品が多いように思います。その訳は? マシンナリーな作品の限界が見えたのでしょうか?
ジェフ・ミルズ:エレクトロニック・ミュージックと並行してできるのはメリットだと思う。ひとつのアイディアと経験は、さらなるアイディアを生む傾向にある。僕は全てを、音楽を使って何かを伝える上で新しい方法を学ぶためのひとつの大きな努力だと見ている。僕にしたら、自分がやっていること、やってきたこと全てに大した違いはない。「The Bells」がオーディエンスに与える影響は、トニー・アレンと僕が一緒にプレイしているときのものとそうかけ離れていない。言語は同じだ。
──さらにアート・インスタレーション、映画音楽と、あなたの活動は多岐にわたります。あなたの中で、それらの活動に共通するものはなんでしょうか?
ジェフ・ミルズ:僕は創作するのが大好きなんだ(これは助かる!)。もし、自分のやってること全てに流れるラインを絞り込まなくてはならないとしたら、個人的な興味だって言わないとね。特に、自分がよく知らない分野や題材においては。他のクリエイティブ・メソッドを拝借しつつ、エレクトロニック・ミュージックに何を持ち帰ることができるか見てみたいんだ。連結するアートだ、と思う。
──今聞いた質問につながりますが、あなたの多岐にわたる活動は、音楽、建築、数学、幾何学、解剖学、生理学などに精通したレオナルド・ダ・ヴィンチと重なります。音楽もアートも宇宙もテクノもジャズもクラシックも、今後例えばあなたが発表するかもしれない料理もスポーツも、あなたにとっては全てがひとつ、なのでしょうか?
ジェフ・ミルズ:僕は、全てが密接に関連していると見てる。全てが人間の計算と見識に基づいている。なによりも、全ては存在状態の向上を目指し人が作ったデバイスだ。人生は短いんだから、急いでやる必要がある。ミュージシャンやアーティストは、創作のための時間を与えられる。そういった時間は無駄にすべきじゃない。レオナルド・ダ・ヴィンチについて言えば、彼は自身のことをアーティストというよりエンジニアと見なしていたはずだ。彼はまず、自分の創作物の実用性を理解していたと考えられるからね。アートはその後だ。
──SPIRAL DELUXEは今後どのようなグループになっていくと予想されますか? 人数が増えたり……。
ジェフ・ミルズ:拡大する可能性はSPIRAL DELUXEのマニフェストに織り込まれてる。僕らは全く新しい宇宙を構築することができると考えている。その経過や手段は基礎を成すテーマに委ねる。そこでの僕らの運命は未知数だ。SPIRAL DELUXEというアイディアが標準化することを願っている。ミュージシャンやアーティストが自身の性格や人間的特性を音楽に盛り込もうとしないとき、トレンディング・トピックになったら素晴らしい。SPIRAL DELUXEの未来はいくつかの要因にかかっていると思う。ひとつは、人によって創られた音楽への需要が再び増すこと。ふたつ目に、このバンドのメンバーが自分たちのやっていることの真の目的と大義を見失わずにい続けること。
日野“JINO”賢二:(人数が増える)かもしれないし……そうじゃないかもしれない。どうなるか見てみないとね&時間が経てばわかるよ。
ジェラルド・ミッチェル:SPIRAL DELUXEの未来は、永遠に残るようなインスピレーションに溢れた音楽を作り、発展、挑戦、もしくはシンプルに楽しんでもらえるよう先手を打ち続けることにあると思う。僕らは世界各地に暮らしているから、リハーサルに集まるのは容易ではない。でも集まったときは、ミュージシャン/プロデューサーのチームらしく作業は素早く効率的だ。『Voodoo Magic』は僕らが一緒にやった最初のスタジオ・プロジェクトで、他の録音はライブだった。音楽面やミュージシャンとしての僕らの相性は時間と共に良くなっていくばかりだ。SPIRAL DELUXEシンドロームの世界では、ね。
大野由美子:宇宙人が一人くらい増えてもいいかな。
輸入盤のみ AX-076 オープン価格
※180gアナログ盤2枚組(AB面 33 1/3 rpm/CD面 45 rpm)
トラックリスト
A. E=MC2
B1. Voodoo Magic
B2. The Paris Roulette
C. Let It Go featuring Tanya Michelle
D. Let it Go (Terrence Parker Mix)
デジタル配信:2018年9月21日(金)配信開始
※iTunes、Apple Music、Spotifyにて開始。ハイレゾ含む他サイトも順次スタート
iTunes : https://itunes.apple.com/jp/album/voodoo-magic/1435501712?app=itunes
Apple Music:https://itunes.apple.com/jp/album/voodoo-magic/1435501712?app=music
Spotify:https://open.spotify.com/album/4UESyfrNILWAw6S7qn6g5r
Label:Axis Records https://www.axisrecords.com
輸入盤取扱元:Underground Gallery https://undergroundgallery.jp
■僕らは全く新しい宇宙を
■構築することができると考えている
──ジェフ・ミルズに会う前のイメージと、会ってからの彼の印象を教えてください。彼はどういう人物でしょうか?
大野由美子:90年代、ジェフが東京でDJをするのを見に行くひとりのファンでした。初めて会ったのは東京でのスペースシャワーTV(確か)の収録で、ボブ・モーグ博士の授業という番組でした。モーグ博士への質問をジェフはとても細かくたくさんノートに書いていて、その几帳面さに驚きました。バンドに入ってみて、私は最初とても緊張していたけど彼の紳士的、なのにユーモアもあるとてもチャーミングな人柄がすぐに緊張を解いてくれたので安心しました。
日野“JINO”賢二:魔法使い、それが彼だ! 彼は自動車の街、モータウンのホーム(デトロイト)の出身だから、“ヨオ、どうだ、やってっか?”的なヴァイブなのかと思ってた。でも、会って一緒にランチを食べてすぐ、彼は堅実で、フレンドリーな人だってわかったね。そして、自分の欲しいことがわかってる&音楽の方向性やサウンドについてとてもシリアスだ。面白いし、クールな奴だよ!
ジェラルド・ミッチェル:ジェフについては実際に会う前からいろいろ聞いていたけど、会ってみたら、本当に堅実なタイプの人だった。世界的にあれだけ成功しているっていうのに、デトロイトのホームタウン・スピリットを感じることができたのも嬉しいね。僕も同郷だから、故郷で何が起きてるか話すのはいつだって楽しい。音楽について話すときは強いヴィジョンを持っていて、音楽、ビート、それにみんなをまとめる素晴らしい才能がある。それっていいリーダーの証だろ?
彼は常に自分自身を改革していて、僕にとってそれを見聞きするのはすごくインスピレーションになる。だって僕はよく、ジェフは僕のテクノ・ヒーローのひとりだって言ってて、彼のアルバム『Purpose Maker』を聴き、彼は何をしているんだろう、どうやってこれらの曲を作ったんだろうと解き明かそうって何度もプレイしてきたんだ。だから実際に彼と会い、彼とレコーディングしてみて、音楽の様々な作り方を教わった。全てに風格がある。ジェフはものすごい才能とオーラの持ち主だよ。
▲大野由美子
▲日野“JINO”賢二
──みなさんバックグラウンドが違いますが、手練れのミュージシャン同士ということで、ジャム・セッションはかなりエキサイティングなものだったと予想されます。逆にやりにくかった点はありますか? “間”のようなものが違うとも思うのですが。
ジェフ・ミルズ:タイトル・トラックの「Voodoo Magic」はちょっと難しかった。自分の頭の中にアイディアがあったものの、言葉で表現するのに説得力ある方法が見つけられなかった。だから、僕ら、この曲には間接的なやり方で取り組まなくてはならなかった。でも、一度形になると、目的が何なのか全員にとって明確になった。計画を持たないことが、計画だった。その瞬間感じたことをプレイするだけだ。何万種類もできたかもしれない。アルバムのタイトルはこのトラックから名付けた。その誕生の特質や、その経過で緊張感が生じたことからね。
大野由美子:私はフュージョン的なアプローチに免疫が全くないので、コードがどんどん変化するようなセッションになると、そこでどう“シンプル”かつ、ジェフが求めるような今までに存在しないような表現をすればいいのか未だに悩みます。一晩だけのセッションのような場合はそんなに深く考えないで好きなように弾くんだと思うけど、セッションしながら曲を作ってライブでも演奏する状態にするので、ちょっと悩みますね。
日野“JINO”賢二:音楽はひとつ。良いか、悪いか。ジャンルが違っても同じ。スペースは自分の二重人格だから、あった方が良いですね。それぞれいろんな場所で。
ジェラルド・ミッチェル:僕自身もバンド・リーダーだから、創作の面で難しいところはなかった。このバンドのプレイヤーそれぞれのダイナミクスは理解しているし、僕らにとって、創作することはリハーサル初日からすごく簡単だったよ。バックグラウンドが違うからこそ、同じゴールに向かいつつも違うアプローチができ、このプロジェクトを興味深いものにしていると思うんだ。それに人柄もとても重要な要素で、僕らみんな、スタジオ以外のところでも仲がいいんだ。それでもやはり、僕らはジェフがリーダーだって実感してる。いいリーダーになるには、目的を明確にし実現させることを学ばなきゃならないんだよ。
▲ジェラルド・ミッチェル
▲ジェフ・ミルズ
──ちなみにSPIRAL DELUXEという名前を聞いた時、ジョン・コルトレーンの「SPIRAL」を真っ先に思い浮かべ、何か関係があると思ったのですが……“深読み”しすぎでしょうか?
ジェフ・ミルズ:いや、ジョン・コルトレーンとは関係ない。でも、僕らの言葉“SPIRAL”は、何度も繰り返すことで新しいものを生み出すことができるという考えからきてる。どう理解するかによるけど。ヴィニール盤の上を回る針、もしくは軸上を回転する地球、どの回転にも進展がある。僕らの場合、僕らが創るもの全てが進歩だ。
──あなたの「The Bells」はテクノ・ミュージックにおける記念碑的作品と言われています。その頃から比べると、オーケストラとの共同作業やトニー・アレンとの作品、今回の作品はもちろん、最近では、よりヒューマニックな作品が多いように思います。その訳は? マシンナリーな作品の限界が見えたのでしょうか?
ジェフ・ミルズ:エレクトロニック・ミュージックと並行してできるのはメリットだと思う。ひとつのアイディアと経験は、さらなるアイディアを生む傾向にある。僕は全てを、音楽を使って何かを伝える上で新しい方法を学ぶためのひとつの大きな努力だと見ている。僕にしたら、自分がやっていること、やってきたこと全てに大した違いはない。「The Bells」がオーディエンスに与える影響は、トニー・アレンと僕が一緒にプレイしているときのものとそうかけ離れていない。言語は同じだ。
──さらにアート・インスタレーション、映画音楽と、あなたの活動は多岐にわたります。あなたの中で、それらの活動に共通するものはなんでしょうか?
ジェフ・ミルズ:僕は創作するのが大好きなんだ(これは助かる!)。もし、自分のやってること全てに流れるラインを絞り込まなくてはならないとしたら、個人的な興味だって言わないとね。特に、自分がよく知らない分野や題材においては。他のクリエイティブ・メソッドを拝借しつつ、エレクトロニック・ミュージックに何を持ち帰ることができるか見てみたいんだ。連結するアートだ、と思う。
──今聞いた質問につながりますが、あなたの多岐にわたる活動は、音楽、建築、数学、幾何学、解剖学、生理学などに精通したレオナルド・ダ・ヴィンチと重なります。音楽もアートも宇宙もテクノもジャズもクラシックも、今後例えばあなたが発表するかもしれない料理もスポーツも、あなたにとっては全てがひとつ、なのでしょうか?
ジェフ・ミルズ:僕は、全てが密接に関連していると見てる。全てが人間の計算と見識に基づいている。なによりも、全ては存在状態の向上を目指し人が作ったデバイスだ。人生は短いんだから、急いでやる必要がある。ミュージシャンやアーティストは、創作のための時間を与えられる。そういった時間は無駄にすべきじゃない。レオナルド・ダ・ヴィンチについて言えば、彼は自身のことをアーティストというよりエンジニアと見なしていたはずだ。彼はまず、自分の創作物の実用性を理解していたと考えられるからね。アートはその後だ。
──SPIRAL DELUXEは今後どのようなグループになっていくと予想されますか? 人数が増えたり……。
ジェフ・ミルズ:拡大する可能性はSPIRAL DELUXEのマニフェストに織り込まれてる。僕らは全く新しい宇宙を構築することができると考えている。その経過や手段は基礎を成すテーマに委ねる。そこでの僕らの運命は未知数だ。SPIRAL DELUXEというアイディアが標準化することを願っている。ミュージシャンやアーティストが自身の性格や人間的特性を音楽に盛り込もうとしないとき、トレンディング・トピックになったら素晴らしい。SPIRAL DELUXEの未来はいくつかの要因にかかっていると思う。ひとつは、人によって創られた音楽への需要が再び増すこと。ふたつ目に、このバンドのメンバーが自分たちのやっていることの真の目的と大義を見失わずにい続けること。
日野“JINO”賢二:(人数が増える)かもしれないし……そうじゃないかもしれない。どうなるか見てみないとね&時間が経てばわかるよ。
ジェラルド・ミッチェル:SPIRAL DELUXEの未来は、永遠に残るようなインスピレーションに溢れた音楽を作り、発展、挑戦、もしくはシンプルに楽しんでもらえるよう先手を打ち続けることにあると思う。僕らは世界各地に暮らしているから、リハーサルに集まるのは容易ではない。でも集まったときは、ミュージシャン/プロデューサーのチームらしく作業は素早く効率的だ。『Voodoo Magic』は僕らが一緒にやった最初のスタジオ・プロジェクトで、他の録音はライブだった。音楽面やミュージシャンとしての僕らの相性は時間と共に良くなっていくばかりだ。SPIRAL DELUXEシンドロームの世界では、ね。
大野由美子:宇宙人が一人くらい増えてもいいかな。
デビュー・アルバム『Voodoo Magic』
輸入盤のみ AX-076 オープン価格
※180gアナログ盤2枚組(AB面 33 1/3 rpm/CD面 45 rpm)
トラックリスト
A. E=MC2
B1. Voodoo Magic
B2. The Paris Roulette
C. Let It Go featuring Tanya Michelle
D. Let it Go (Terrence Parker Mix)
デジタル配信:2018年9月21日(金)配信開始
※iTunes、Apple Music、Spotifyにて開始。ハイレゾ含む他サイトも順次スタート
iTunes : https://itunes.apple.com/jp/album/voodoo-magic/1435501712?app=itunes
Apple Music:https://itunes.apple.com/jp/album/voodoo-magic/1435501712?app=music
Spotify:https://open.spotify.com/album/4UESyfrNILWAw6S7qn6g5r
Label:Axis Records https://www.axisrecords.com
輸入盤取扱元:Underground Gallery https://undergroundgallery.jp
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