ザ・プロディジー、3年ぶり新作は“正真正銘のバンド・アルバム”
ザ・プロディジーの3年ぶり7枚目となるスタジオ・アルバム『No Tourists(ノー・ツーリスツ)』が、11月2日(金)にリリースされることが明らかになっている。
◆ザ・プロディジー画像、動画
前作『The Day Is My Enemy』(2015年)リリース後、リアム・ハウレットの「基本的に俺は、これ以上アルバムを作りたいとは思っていない。ファンに音楽が届くのに時間がかかり過ぎる」「これからはEPにしようって決めたんだ」との発言も話題を呼んだザ・プロディジーだが、2017年9月にはBMGとのレコード契約を発表。2018年初頭にもニュー・アルバムをリリース予定と伝えられていた。
ハウレットが“正真正銘のバンド・アルバム”と語る『No Tourists』は、いくつかのコラボレーション楽曲も収録されるものの、基本的には彼とキース・フリント、マキシムの3人が生み出したサウンドで構成されたアルバムになっているという。ハウレットは新曲について「これらの楽曲はライブのために作られた曲だ。ライブの時の気持ちや雰囲気を想像して曲を作ってる。その“バズ”が無くならない限り、俺たちは音楽をやめられないよ」と語っている。
▲ニュー・アルバム『No Tourists(ノー・ツーリスツ)』
アルバム・リリースの発表と合わせて、ロレッタ・ハロウェイのヴォーカルをサンプリングしたファースト・シングル「Need Some1」が公開された。同曲についてハウレットは、「ダウンテンポなグルーヴで危険性を感じる曲を書きたかった。俺たちの曲はどんなに雰囲気が変わっても、俺らの原点の一部は必ず残ってる。“新しいアルバムはどんな感じ?”と尋ねられると、俺はいつも“邪悪なレイヴ”と答えている。それが俺らの音だ」とコメント。フィリピン出身の映像作家、パコ・ラテルタがメガホンをとり、マニラで撮影されたというミュージック・ビデオについては「ミュージック・ビデオというものは、この「Need Some1」の映像のように、独創性に溢れドキドキするような映像でないとそもそも作る意味がない。色々な監督の映像作品を見たけど、パコのスタイルが非常に目立っていた。この映像の暴力的で生々しいスタイルというのは今までに見たことがないものだと思う」と語っている。
■ニュー・アルバム『ノー・ツーリスツ』|『No Tourists』
※トラックリスト、日本盤情報は後日発表予定
※配信リンク: http://smarturl.it/bx3ab3