ばってん少女隊、3周年記念ライブを地元福岡で開催。12月にはワンマンも

ばってん少女隊が、7月16日（月・祝）に結成から3周年を記念した地元福岡凱旋公演＜7.16旗揚げ記念大会 〜博多美少女Vターン物語〜＞を福岡国際会議場にて開催した。

◆ばってん少女隊 画像

7月の記録的な猛暑の中、ばってん少女隊の記念すべき日を祝うために集まった1,000人以上の観客で、会場は猛暑以上の熱気を帯びていた。ステージには「This is ばってんランド」の看板と共に、福岡・だざいふ遊園地のお城をイメージしたセットが組まれ、サックスとトランペットのホーンセクションを伴った、メンバーのスペシャルなパフォーマンスがアトラクションと言わんばかりの圧巻のステージとなった。


SEが鳴り止むと、緞帳の前にNARI（sax）&シーサー（Tp）が登場。「Going My Way」で幕を開けると共に緞帳がせり上がりメンバーが登場、会場のボルテージは最高潮に。短い挨拶も早々に、最新シングル「無敵のビーナス」、「STORM!」、「MEGRRY GO ROUND」、「のびしろ行進曲」を立て続けに披露。「MEGRRY GO ROUND」ではNARI&シーサーのホーン隊を中心にメンバーが円で取り囲み、メリーゴーラウンドに見立てたダンスパフォーマンスがステージセットと合わさって、今回の記念すべき公演に花を添えた。


この日の前半の衣装である城のお姫様をイメージした大人かわいい衣装をお披露目後、「とーと。」、「コトバテニス」、「セーターを脱がさないで」のミドルテンポゾーンを経て、ソロ楽曲ゾーンに突入。春乃きいなが「長崎、雨のロマンチカ」を、瀬田さくらが「さくら色ロマンス」を熱唱したあと、にしがきやま（西垣有彩&希山愛）のふたりが、ばってん少女隊初のユニット楽曲「宗像・大島・ヨーロレイヒー」を初披露。頭に残る中毒性が高い楽曲と希山自ら振り付けをしたダンスにファンも納得の表情で見守っていた。







ライブも中盤、NARI&シーサーのセッションを挟み、13曲目の「夢のキャンバス」では、ピエロをイメージした衣装に着替え、メンバーが客席の6箇所からそれぞれ登場。観客の間近で歌いながら練り歩く、ばってん少女隊の素朴さが窺える場面だった。そしてステージに戻り、「夢のスコール」、「アツか夏きたばい！」と続け、MCを挟んで「君の手」、「ススメ！MIGHTY GIRL」、「知っとっちゃん」、「ころりん HAPPY FANTASY」で中盤を駆け抜けた。


一度はけていたNARI&シーサーをステージに呼び込み、迎えた後半戦では「よかよかダンス」、「フレッ！フレッ！フレンズ」、「ばってん少女。」、「びびび美少女」、「おっしょい！」といった怒涛のアップテンポナンバーを繰り出し、観客のボルテージが最高潮に。そして「bye bye bye」で本編ラストを締めくくった。


アンコール1発目では、ホーンセクションが映えるスカ調の雰囲気に、レゲエビートが心地よい新曲を披露。その新曲の説明が終わると、ライブでは定番の「すぺしゃるでい」から「ますとばい！」を披露し、アンコール含め全28曲を歌い、踊りあげた。そして最後にライブの感想をメンバーが発表している中で、ばってん少女隊史上最大キャパの関東ホールワンマンを神奈川・カルッツかわさきで年末の12月28日（金）に行うことが発表され、本公演は幕を閉じた。