バーズのR・マッギン&C・ヒルマン、『ロデオの恋人』50周年記念ツアー開催
フォーク/カントリー・ロックのレジェンド、バーズの創立メンバーの1人、ロジャー・マッギン(G)とクリス・ヒルマン(B)が、バーズの6枚目のスタジオ・アルバム『Sweetheart Of The Rodeo(ロデオの恋人)』(1968年)のリリース50周年を記念し、この夏から秋にかけて北米でツアーを開催することを発表した。
◆『Sweetheart Of The Rodeo』50周年ツアー 関連画像
同アルバムを全曲プレイし、制作時のエピソードを披露するという。ツアーには彼らに加え、カントリー・シンガーのMarty Stuartと彼のバンドFabulous Superlativesが参加する。
ヒルマンは「1968年3月9日、ロジャー・マッギンと僕は、たくさんの素晴らしいミュージシャンたちと共に、ナッシュビルのコロンビア・スタジオでSweetheart Of The Rodeoをレコーディングし始めた。それが、カントリー&ロック・ミュージックに強く、そして長く続く影響を残したのは栄誉だ」と、マッギンは「僕が大好きなミュージシャンたちとSweetheart Of The Rodeoの50周年を祝うことができ光栄だ。ファンにあのレコーディングのバックページを体験してもらうのは楽しみだ」とコメントしている。
現時点で、7月24日LA、29日カリフォルニア州サラトガ、9月18日NY州オールバニ、20日バージニア州ホープウェル、10月3日オハイオ州アクロンでの5公演が告知されており、今後さらなる日程が追加されるという。
バーズは、1967年終わりにデヴィッド・クロスビー(G)とマイケル・クラーク(Ds)が相次ぎ脱退。『Sweetheart Of The Rodeo』は、マッギン、ヒルマン、グラム・パーソンズ(G)、ケヴィン・ケリー(Ds)のラインナップで制作された。
Ako Suzuki