クイーン、映画『ボヘミアン・ラプソディ』日本公開決定

ポスト

クイーンのバイオグラフィ映画『Bohemian Rhapsody』が、『ボヘミアン・ラプソディ』の邦題で11月に日本公開されることが発表となった。

◆日本版ビジュアル、予告編

『ボヘミアン・ラプソディ』は、フレディ・マーキュリーを中心に繰り広げられる人間模様を軸として、ロック・バンドとしての華やかな成功の裏にあった知られざる物語を描くドラマ作品だ。

キャストにはフレディ役のラミ・マレック、ブライアン・メイ役のグウィリム・リー、ロジャー・テイラー役のベン・ハーディ、ジョン・ディーコン役のジョセフ・マッゼロをはじめ、ルーシー・ボイントン、マイク・マイヤーズ、アレン・リーチら俳優陣が集結。ブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を務め、作中に登場するクイーン楽曲の多くは、主としてフレディ本人の歌声を使用したものになっているという。



制作発表からおよそ8年の歳月を経ていよいよ公開を迎える『ボヘミアン・ラプソディ』について、ブライアンとプロデューサーのグレアム・キングは次のようにコメントを寄せている。

   ◆   ◆   ◆

■グレアム・キング(プロデューサー) コメント
これはクイーンの音楽と、史上最高のリード・ヴォーカルの一人であるフレディ・マーキュリーを称える映画だ。完成するまでに8年の歳月を費やしたが、それだけの価値があったと確信しているし、私たちがやり遂げたことをとても誇りに思っている。

フレディは、既成概念や周囲の予想を打ち破り、自身と自らの音楽を信じて、すべてを変えた。その結果、フレディはバンドと共に並外れた成功をおさめ、地上最も人気を博したエンターテイナーの一人となり、今日に至るまで続いているレガシーを確立した。

クイーンの曲は、数え切れないほどの映画やコマーシャルに使われ、今も世界中のスタジアムや、バーとパブで鳴り響いている。彼らの音楽は、アウトサイダーや夢を追う人、音楽ファンたちをインスパイアしてきた。ごく少数のパフォーマーにしかできない形で、人々と繋がりを持ったフレディだからこそ生み出せた音楽だ。私はこの仕事について以来、幸運にも偉大な役者たちとコラボレーションしてきた。たとえば、レオナルド・ディカプリオやダニエル・デイ・ルイスだ。だが、フレディ役のラミ・マレックの演技は、これまで私が観たことのないようなレベルに達している。

■ブライアン・メイ コメント
完成した映画を観て、ワクワクしている。これは伝記映画ではなく、硬い岩から掘り出されたような、純粋なアートだ。家族や人間関係、希望に夢、悲嘆や失望、そして最後には勝利と達成感が、誰にでも共感できるような物語として描かれている。
決して楽な旅ではなかったが、価値のある旅というのは、すべてそういうものだ!
ラミとルーシー、それに若者たちがとてつもない演技を見せてくれ、実物よりもずっと立派だ!!

   ◆   ◆   ◆

日本公開の正式発表と合わせて、夕日に照らされステージで熱唱するフレディ・マーキュリーの姿を捉えた日本版ビジュアルも公開となっている。

『ボヘミアン・ラプソディ』

2018年11月 全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
(C) 2018 Twentieth Century Fox
この記事をポスト

この記事の関連情報