エース・フレーリー、フレーリーズ・コメットと30年ぶりにパフォーマンス
エース・フレーリーが日曜日(5月13日)、米アトランタで開かれた<Kiss Expo>で約30年ぶりにフレーリーズ・コメットとパフォーマンスした。
◆エース・フレーリー画像
フレーリーは80年代前半にキッスを脱退後、アントン・フィグ、ジョン・レーガンらとフレーリーズ・コメットを結成。1987年にセルフ・タイトルのアルバムをリリースした。Setlist.fmによると、これ以前、フレーリーズ・コメットが最後にライブ・パフォーマンスを行なったのは1988年夏だった。
前日(12日)の<Kiss Expo>で、ボブ&ブルース・キューリック兄弟、エリック・シンガーらと共演したフレーリーは、2日目(13日)はTod Howarth、ジョン・レーガン、アントン・フィグと「Rock Soldiers」「Breakout」をプレイしたそうだ。
フレーリーは間もなくニュー・アルバムをリリース予定。この<Kiss Expo>のQ&Aセッションで、タイトルが『Spaceman』になることを明かしたが、これはキッスの元バンド・メイト、ジーン・シモンズのアイディアだったそうだ。「(シモンズのザ・ヴォールト・エクスペリエンス・イベントに出席したとき)俺はオーディエンスに“新作のタイトルをForty Years Laterにするっていうのはどうだろう。俺のソロ・デビュー・アルバム(発表)から40年経つから”って言ったんだ。そしたら、ジーンが“いや、Spacemanにすべきだ”って言い出した。だから、それで行くことにしたんだ。いいフレーズだ。誰かに“なんで、Spaceman?”って訊かれたら、俺は“ジーン・シモンズがそうして欲しがっていたから”って答えてる」と話した。
2016年の『Origins, Vol 1』に続くフレーリーのソロ・アルバム『Spaceman』は2~3ヶ月後にリリース予定だという。
Ako Suzuki