【インタビュー】VALSHE、2018年第一弾作品で「自分と対極にある世界……それが情念だった」

ポスト

■今までと違う心持ちで作った作品であり
■新しい武器を手に入れた感覚がある

──では、「カフネ盤」「ラピス盤」「通常盤」にも収録される「EXECUTOR」はどんな立ち位置の楽曲ですか?

VALSHE:dorikoの作詞作曲で、シングルの中でいうと2曲とは違う独立した曲です。セガ・インタラクティブのアーケードゲーム『CHUNITHM』で使われている楽曲で。ゲームのプレイキャラクターを白皙が描いていて、dorikoとVALSHEの3人のコラボレーションという形で挑戦させていただきました。そのゲームに出てくる“ヴァンパイアハンター”というキャラクターの設定や世界観に沿ってdorikoが書いたんですけど、初めて聴いた時にはピアノがふんだんに使われていて旋律が美しくて“自分が好きなところがめっちゃ出てる!”と思いました。もともとdorikoの書く歌詞が大好きなので、この曲を歌えることがすごく嬉しかったですね。

▲「激情型カフネ/ラピスラズリ」【通常盤】

──話は冒頭に戻りますが、2017年のキネマ倶楽部でのライブは演劇的な要素がいつも以上に盛り込まれているのが印象的でした。エンターテインメントということは、そういう側面をもっと突き詰めていくと考えていいんでしょうか?

VALSHE:そうですね。2018年のVALSHEが目指すステージだったり楽曲だったり世界観が、2017年の活動を通して明確になったので、今回のシングルはその第一歩のような作品だと思っています。今までと違う心持ちで作った作品であり、新しい武器を手に入れた感覚があるので“これを持って勝負しに行きたい”と思ってるんです。

──ここから新しい章が始まっていくんですね。

VALSHE:そうですね。これからもよりステージや音楽を突き詰めていって、観に来てくれた人や聴いてくれた人を絶対に離さないような活動をしていきたいですね。

──今後の作品でも愛をテーマに歌っていくんでしょうか?

VALSHE:その都度テーマは変わると思いますが、延長線上にはあります。興味を持って聴いていただけたら、いろんなものが地続きになっていることがわかると思います。

──それを繋ぐキーワードが“千年あれば、ケリはつく”?

VALSHE:そうです。ぜひVALSHEの2018年を楽しみにしていてください。

取材・文◎山本弘子


■11th Double A side Single「激情型カフネ / ラピスラズリ」

2018年3月21日(水)発売


【カフネ盤 CD+DVD】JBCZ-4040 ¥1,900(税込)
1.激情型カフネ
2.ラピスラズリ
3.EXECUTOR
<特典DVD>
・「激情型カフネ」Music Video
・Making of 「激情型カフネ」


【ラピス盤 CD+DVD】JBCZ-4041 ¥1,900(税込)
1.ラピスラズリ
2.激情型カフネ
3.EXECUTOR
<特典DVD>
・「ラピスラズリ」Music Video
・激笑型VALSHE


【通常盤 CD】JBCZ-4042 ¥1,300(税込)
<収録曲>
1.激情型カフネ
2.ラピスラズリ
3.EXECUTOR

▼全共通封入特典
アナザーJK 全4種類のうち1種類ランダム封入
▼タイアップ情報
「激情型カフネ」:TBS系「オー!!マイ神様!!」3月度エンディングテーマ
「ラピスラズリ」:2018年、乙女向けコンテンツ制作ブランド“ダズカラット”より発売されるPCゲーム『マジェスティック☆マジョリカル』エンディングテーマ
「EXECUTOR」:セガ・インタラクティブより発売/稼働中のアーケードゲーム『CHUNITHM』内、2017年12月21日新実装楽曲


◆インタビュー(2)へ戻る
◆インタビュー(1)へ戻る
この記事をポスト

この記事の関連情報