【インタビュー】古澤 剛が味わった賞賛、葛藤、充実──「今できるすべてをみんなに聴いてもらおうと思っている」

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■ ライブも、アルバムも、評価は置いておいて
■ 今できるすべてをみんなに聴いて欲しい

シングルのリリース後は、昨年9月のマウントレーニアホール以来のワンマンライブが控えている。<古澤剛 HALL LIVE IN TOKYO 2018>は、4月1日日曜日、日本橋三井ホールにて開催。2017年の活動で得たもの、そして小渕健太郎との濃密な共同作業と、「キミノチカラ」の制作で得た様々な成果をライブ空間に解き放つ、その瞬間はもうすぐだ。

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「まだ自分の中でライブのイメージは固まり切ってないんですけど、でも“キミノチカラ”という曲が核になるのは間違いないと思います。とにかく4月1日のライブを終えて、4月2日がみんなの中で真っ白なページになって、自由になって明日を迎えられるという気分で帰ってほしいなと思ってます。……“超えてゆけ”というのは自分自身に向けても言っている言葉で、常に今を超えたいと思ってるんですよね。それまでやってきたことを一回置いておいて、明日に対してまったく新しいことを書いてみたいと思う、その気持ちをライブにぶつけたいと思います」

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最後に、これはまだ正式には発表されていないが、書いてもいいですよと言われたので書いてしまおう。古澤 剛は今、メジャー初アルバムの制作中だ。デビューから1年半の、いやそれ以前のインディーズ時代も、ひょっとすると34年間という人生のすべてを注ぎ込むと言っていいかもしれない、待望のアルバム。曲目もリリースも未定だが、制作は順調のようだ。何より、彼の充実した表情がそれを物語っている。ニューシングル、ワンマンライブ、そしてアルバム。2018年は古澤 剛にとって、これまでで最高に実り多き年になるだろう。最大限の期待を込めて、収穫の日々を待ちたい。

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「長い間煮込んだ曲がたくさんあるので、どの曲も自分の中で“100%この曲を聴いてほしい”という曲ばかりですし、そういった曲たちが今自分の思う最高のサウンドとアレンジと言葉で、どこを切り取っても濃密なアルバムにしたいと思ってます。“キミノチカラ”“天の川”も入る予定ですし、いろんな人の力やインスピレーションを借りながら、新しいチャレンジも含めて、すごく楽しくレコーディングができているので、悔いのないように思い切り全部詰め込みたいですね。去年の9月のワンマンから、アルバムを作るということの価値観もいろいろ変わってきたので、ライブのように聴いてくれる人の顔が浮かぶことを念頭に置いて、今着々と作っています。とにかくライブも、アルバムも、評価とかは置いておいて、今できるすべてをみんなに聴いてもらおうと思っているので。その反応を思い切り楽しみたいなと思っています」

取材・文◎宮本英夫

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古澤 剛 ニューシングル「キミノチカラ/天の川 with 小渕健太郎」

2018年3月14日(水)発売
TECG-59 1204円+税
<収録内容>
1.キミノチカラ(ニッポンハムグループ 2018年企業CMソング)
2.天の川 with 小渕健太郎
3.キミノチカラ(Instrumental)
4.天の川(Instrumental)

古澤 剛 「キミノチカラ/天の川 with 小渕健太郎」発売記念フリーライブ

場所:神奈川・川崎 ラ チッタデッラ 噴水広場
3月18日(日) 14:30-/16:30- ※2回ステージ
※観覧無料
※イベント当日、CDをお買い上げのお客様はサイン会に御参加頂けます。

<古澤 剛 HALL LIVE IN TOKYO2018>

※古澤 剛ワンマン公演
2018年4月1日(日) 日本橋三井ホール
16:30開場/17:00開演
全席指定 4800円 ※ドリンク代別

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