アヴェンジド・セヴンフォールド、グラミー候補も「授賞式に行くのは金と時間の無駄」

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アヴェンジド・セヴンフォールドは、最新アルバムのタイトル・トラック「The Stage」がグラミー賞で最優秀ロック・ソングの候補に挙がったが、日曜日(1月28日)NYで開かれる授賞式には出席しないそうだ。

◆アヴェンジド・セヴンフォールド ツイート

彼らは今週初め、Twitterでファンから「グラミーにノミネートされたこと、どう思う?」と問われると、「光栄だ。残念ながら、彼らは今年"最優秀ロック・ソング"をTV中継から外した。だから、俺らは出席しない。多分、次回」と答えた。

このツイートに対し、ロック・ジャーナリスト/ラジオDJのエディ・トランクが詳しい説明を求めたところ、フロントマンのM.シャドウズは「グラミーへの抗議ではない」が、最優秀ロック・ソングがTV放送されないのは気に入らず、ツアーの合間にわざわざ大金をはたいてサウスダコタからNYへ飛び、その後すぐオクラホマへ戻る価値はないと、テキスト・メッセージを通じ返事をくれたという。

「彼らはあのカテゴリーをTV放送から除外し、俺らを誰も注目していないどっか別の会場へ押しやるんだ」と、そこへ出向くのは「時間と金の無駄」であり、たった2分間の放送時間を割けないほど、グラミーはロックをリスペクトしていないと不満をもらしたそうだ。

グラミー賞のロック・カテゴリーには最優秀ロック・パフォーマンス、最優秀メタル・パフォーマンス、最優秀ロック・ソングの3部門がある。最優秀ロック・ソングでは、アヴェンジド・セヴンフォールド「The Stage」、メタリカ「Atlas, Rise!」、K.フライ「Blood In The Cut」、ナッシング・モア「Go To War」、フー・ファイターズ「Run」が候補に挙がっている。

Ako Suzuki
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