トニー・アイオミ「ギーザー・バトラーは理想のベーシスト」

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トニー・アイオミが、ブラック・サバスのバンド・メイト、ギーザー・バトラーとの絆について語った。アイオミはバトラーの演奏に絶大な信頼を寄せているそうだ。

◆トニー・アイオミ&ギーザー・バトラー画像

彼は、『Total Guitar』誌のインタビューでこう話した。「ギーザーの代わりはいない…。すごく重要だ。彼は僕について来てくれるし、僕が何をプレイしようとしているのかわかっている。ギーザーは適切な演奏をするってことに関し、僕は全く疑いを抱いていない。そういうタイプのプレイヤーはそうはいない」

「80年代、ベースを軽んじ、1ノートだけプレイさせてるバンドが多く出現し、ちょっとイラっとした時期があった。ギーザーはメロディーの発想もあるし、彼は僕らにとって理想のベース・プレイヤーだった。僕らはお互いの一番いいところを引き出していたと思う。だって、僕らの誰一人、素晴らしいミュージシャンではなかったからね。でも、バンドとしては上手く行った。僕らは技術的な面では優れていない。でも、僕らは自分たちのしていることを楽しみ、サウンド、ベーシックなリフを作り、人々はそれを気に入った」

技術面で優れたミュージシャンとプレイしたこともあるが、「だからって、彼らが僕らがプレイしてきたものをプレイできるわけじゃない」「あのフィーリングがないんだ」と感じたという。

ブラック・サバスは今年2月、故郷バーミンガムでラスト・ツアーの幕を閉じた。先月、その最終公演を収めた『ブラック・サバス / ジ・エンド~伝説のラスト・ショウ』がリリースされた。



Ako Suzuki
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