Qティップ、ア・トライブ・コールド・クエストがグラミーの候補に挙がらず怒り爆発
来年1月に開催される第60回グラミー賞の候補が発表され、ア・トライブ・コールド・クエストが1部門にもノミネートされなかったことに対しQティップが怒りを表明した。
◆Qティップ 投稿動画
彼は「Fuck da grammys!!!」とツイートし、「グラミーにはウンザリだ。前回、(ファイフ・ドーグを亡くし、乗り気でなかった)俺らをパフォーマンスに担ぎ出しといて、候補に挙げないのか? なんなんだ」「俺らはブラック・カルチャー最大のグループだ」などと怒りをぶちまける映像をインスタグラムに立て続けに投稿した。
ア・トライブ・コールド・クエストは2016年11月、18年ぶりの新作で、最後のアルバムになりそうな『We Got It from Here... Thank You 4 Your Service』をリリース。全米1位を獲得した。
今年2月に開かれた第59回グラミー賞に出演し、Anderson .Paak、バスタ・ライムス、Consequenceらと一緒にパフォーマンスしていた。
人気、評価ともに高いア・トライブ・コールド・クエストだが、これまで4回──1996年最優秀ラップ・パフォーマンス(「1nce Again」)と最優秀ラップ・アルバム(『Beats, Rhymes And Life』)、1998年最優秀ラップ・アルバム(『The Love Movement』)、2011年最優秀長編ミュージック・ビデオ(『Beats, Rhymes & Life: The Travels Of A Tribe Called Quest』)──しかグラミーにノミネートされておらず、受賞はしていない。
Ako Suzuki