【インタビュー】wyse、メジャーデビューアルバム完成「僕らが僕らであることを問われた作品」
04.「1/2」
好きなものを、好きということは
とても良いことだけれど
それをただ自由に、求めるままに言い出したら
君は、僕は、この世界は、いったいどうなるだろうか
- 誰かといれば 人は半分さ もう片方を 上手く眠らせてる -
君が知るよりも、僕が知るよりも
きっと、もっと、僕達は僕達を知らない
何を、どれだけ考えて、飲み込んで
そのうちのどれだけを、投げかけているのか
分かったふりをするのも、ひとつの優しさかもしれないし
分からないと伝えるのも、ひとつの優しさかもしれない
でも、どうだろう
その場を何とか凌ぐ為の努力をするよりも
分かってあげられるように、分かってあげられる自分になれるように努力をする方が
とても発展的だし、何より、とても大切なことなんだと僕はそう思う
だけど
そうなれるのも、そうでいられるのも
君が僕を、僕が君を
お互いを感じ、思い、求め、信じ合えるから
- 窮屈だと笑い合いながら 抱き締め合えば 鼓動だって1つ -
「たとえば、こうしてみよう」
そう提案し、行動に移したら最後
もうその提案は、ただの提案ではなく、事実となり結果が生まれる
そして、その時間を進んだ僕達はもう、その前には戻ることは出来ない
一度、動いたモノは、そう簡単には戻らないのではなく
“もう戻らない” のだ
- 伝わらない1/2を 感じ取れる 僕等が良い -
僕は知ってるよ
僕の知らない君が半分いることも
その半分が、もしかしたら、僕とは永遠に混ざり合わないかもしれないことも
僕は知ってるよ
君の知らない僕の半分のことを、君が知ってくれていることも
その半分が、もしかしたら、君とは永遠に混ざり合わないかもしれないことを知ってくれていることも
そしてね、もうひとつ知ってる
だからこそ
僕の半分と君の半分
いつだって、僕達はそれによって、1つにもなれることを
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