HARCOから青木慶則へ HARCO名義のラストアルバム『あらたな方角へ』リリース

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活動20周年をもって、HARCO名義に終止符を打ち青木慶則名義で活動を開始すると先日発表したHARCOが、2年ぶりのニューアルバム『あらたな方角へ』を6月21日にリリースした。

◆HARCO~画像~

今作はHARCO名義のラストアルバム。HARCO楽曲のライブでのパフォーマンスも年内までとなり、2018年からは、本名である青木慶則として再始動する。

HARCOのフィナーレを飾る『あらたな方角へ』は、20年の歴史を総ざらいしたかのような、バラエティに富んだ内容。全編メロディアスで温かく切なく、様々な情景が思い浮かぶ詩人・HARCOの美しい描写も十二分に堪能できる楽曲が収録されている。

公式サイト「ハルコレート」では、各楽曲のセルフライナーノーツも公開中。山崎ゆかり(空気公団)、山田稔明、伊藤俊吾、早瀬直久(ベベチオ)、田中潤(ゲントウキ)など豪華ミュージシャンが参加し、沢田研二のカバー「TOKIO」も収録しているので、それぞれの楽曲に秘められた想いや秘話をチェックしてほしい。

【HARCOメッセージ】
今回のアルバムが出来上がるまでの道は、かなりくねくねと曲がり、最後は空に吸い込まれるような真っ直ぐな上り坂でした。というのも、はじめは久々のピアノ弾き語りアルバムにしようとしていたし、正反対のエレクトロな曲を中心にしようと取り組んでいた時期もあったんです。そんななか恒例の『HARCOの春フェス』に加え、コラボソングが生まれる機会がたくさんあり、いずれもとても良い曲だったので、その曲たちをバランス良く配置したアルバムをイメージをするようになりました。
さらに来年から名義を本名に改めることが決まり、これがHARCOとしてのラストアルバムになるのなら、いつかのために取っておいたストックの曲からも選ぶべきではないかと考えるようになりました。そこでレコーディング開始直前に、あらかじめ決まっていたラインナップを大幅に刷新。雑食家としていろんな音楽を(ある意味節操なく)取り込んできた僕と、正統派な曲も書きたいという僕のもうひとつの側面も合わせたアルバムが、最後にして初めてここに完成したのではないかな、と今は感じています。

なお、HARCOとして発表した楽曲は、来年以降ライブではいったん封印するとのことで、想い出がいっぱい詰まったHARCOチューンを、今年の夏は生で聴いてみては? 東名阪ツアーに加えて、全国弾き語りツアーも開催予定になっている。


リリース情報

『あらたな方角へ』
2017年6月21日発売
1. Monday Mornings
2. 東京テレポート
3. 春のセオリー
4. 北斗七星
5. TOKIO - 平野航&HARCO REMIX -
6. 期待の星
7. Let Me Out
8. 親子のシルエット
9. 秋めく時間たち
10. ロングウェイホーム
11. あらたな方角へ

ライブ・イベント情報

HARCO LIVE TOUR 2017 20th Anniversary Special - HIKINGS -
■7/1(土)名古屋 TOKUZO
Special Guest:カジヒデキ
■7/8(土)渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
Special Guest:山崎ゆかり(空気公団)、山田稔明(GOMES THE HITMAN)、伊藤俊吾、ゲントウキ、Adi Nada
■7/9(日)大阪 Music Club JANUS
Special Guest:ベベチオ、杉瀬陽子


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