【ライブレポート】Kawaiiもヴィジュアル系も全部入り<KERAフェス 2017>盛況
▲スーパー晶子バンド
原宿系ファッションと音楽の祭典<KERAフェス 2017>が5月27日に東京 渋谷WOMBにて開催され、KERAゆかりのモデル、アーティストらを含めたファッションショーとライヴが展開された。
◆<KERAフェス 2017> 画像(52枚)
2017年から掲載の場をデジタルへと移し、原宿ストリートカルチャーの最新型を発信し続けている『KERA』。国際化したKawaiiカルチャーに含まれるロリータやポップカラー路線、毒や個性の突き抜けたゴシックやパンク路線、ヴィジュアル系、その他、原宿にしか無い奇抜で素敵な世界観の数々を集約して楽しもうというスタンスは主催の<KERAフェス>にも活かされている。今回のフェスはステージでのライヴとランウェイでのファッションショー・トークショーを交互に実施するタイムテーブルになっており、会場には幅広いファッション層の観客がひしめいていた。
ライヴ面前半ではAKIRAプロデュースの原宿系ガールズロックバンド「スーパー晶子バンド」が堂々としたパフォーマンスを見せたのを皮切りに、RagnaRockやNoble revelといった新鋭ガールズバンドが奮闘。中盤にはこの<KERAフェス 2017>でライヴデビューとなるFUN RUMOR STORYのお披露目も行われた。FUN RUMOR STORYはKERAのオーディションによって誕生したガールズバンドだ。その結成時の模様からバンド合宿、デビューに至るまでの道のりはVTRで紹介され、彼女たちのひたむきな姿をKERAっ子達に伝える。白を基調とした甘めガーリーな衣装でいよいよ初ライヴに臨んだ彼女たちは、デビュー曲「水色デイズ」を含む3曲を披露。フレッシュなパフォーマンスでオーディエンスを魅了した。
▲FUN RUMOR STORY
また、ファッションショーでは序盤の「KINGLYMASK」のショーにモデル4名のほか、フェス参加のアンフィルとレイヴのメンバーがファッションモデルとしてランウェイに登場。いつもの姿とは一味違った魅力でショーを盛り上げる。中盤の「SEX POT ReVeNGe」のショーにはモデル・アーティストのAKIRAや元Hysteric LolitaのRaniが出演し、毒気とパンク要素豊かなコーディネートを披露。ファッションショー後のトークでもモデルのoniやMCのルウトを含め、ファッショントークに花を咲かせた。ロリータ王道のひとつ「Angelic Pretty」のショーでは青木美沙子や皆方由衣など、ロリータファッションのアイコンたる面々がランウェイを愛らしく飾る。
▲KINGLYMASK/SEX POT ReVeNGe/Angelic Pretty ファッションショー
ライヴはアンフィルの出演から、会場をリングライトの極彩色に染め上げていよいよ後半戦へ。ここからは各バンド、各アーティストがそれぞれの持ち味でパワフルにオーディエンスを盛り上げライヴを引っ張った。先程ランウェイに立ったRaniもこの<KERAフェス>でソロアーティストとしてライブステージに初出演。ヒスロリ時代よりもさらにハードロック路線へと進化した姿を新曲「デビガール」「××警告」で開花させ、ステージをフルに使ってオーディエンスを煽る。ステージ後、ファンを味方につけ「ありがとうございました。またね!」と叫んだ笑顔に、会場からは応援の喝采が湧き起こっていた。
続いてステージに立ったのはice。こちらは壮大な世界観とiceの美しいヴォーカルワークでオーディエンスに存在感を叩きつける。一方でMCではギャップ豊かな笑いの飛び交うトークで会場の熱気を一手に引き受けた。フェスのトリを務めたのは、レイヴ。「必ずここにいる全員を楽しませて帰ります」という宣言から、アンフィル同様ヴィジュアル系の底力を見せつける圧倒的なパフォーマンスで会場のオーディエンスを一つにまとめ上げ、4曲を披露して<KERAフェス>を締めくくった。
▲アンフィル
▲Rani
▲ice
▲レイヴ
方向性はそれぞれ違った方向に突き抜けているが、今回のフェスでそれぞれのアーティストが証明した個性は、間違いなく今後どのフェスや対バンイベントに出ても活かされていくことだろう。<KERAフェス>出演アーティストたちは今後、それぞれにリリースやライヴ・ツアーなどの予定を抱えている。詳細は各アーティストのオフィシャルサイトにてチェックを。
写真:牛島康介
原宿系ファッションと音楽の祭典<KERAフェス 2017>が5月27日に東京 渋谷WOMBにて開催され、KERAゆかりのモデル、アーティストらを含めたファッションショーとライヴが展開された。
◆<KERAフェス 2017> 画像(52枚)
2017年から掲載の場をデジタルへと移し、原宿ストリートカルチャーの最新型を発信し続けている『KERA』。国際化したKawaiiカルチャーに含まれるロリータやポップカラー路線、毒や個性の突き抜けたゴシックやパンク路線、ヴィジュアル系、その他、原宿にしか無い奇抜で素敵な世界観の数々を集約して楽しもうというスタンスは主催の<KERAフェス>にも活かされている。今回のフェスはステージでのライヴとランウェイでのファッションショー・トークショーを交互に実施するタイムテーブルになっており、会場には幅広いファッション層の観客がひしめいていた。
ライヴ面前半ではAKIRAプロデュースの原宿系ガールズロックバンド「スーパー晶子バンド」が堂々としたパフォーマンスを見せたのを皮切りに、RagnaRockやNoble revelといった新鋭ガールズバンドが奮闘。中盤にはこの<KERAフェス 2017>でライヴデビューとなるFUN RUMOR STORYのお披露目も行われた。FUN RUMOR STORYはKERAのオーディションによって誕生したガールズバンドだ。その結成時の模様からバンド合宿、デビューに至るまでの道のりはVTRで紹介され、彼女たちのひたむきな姿をKERAっ子達に伝える。白を基調とした甘めガーリーな衣装でいよいよ初ライヴに臨んだ彼女たちは、デビュー曲「水色デイズ」を含む3曲を披露。フレッシュなパフォーマンスでオーディエンスを魅了した。
▲FUN RUMOR STORY
また、ファッションショーでは序盤の「KINGLYMASK」のショーにモデル4名のほか、フェス参加のアンフィルとレイヴのメンバーがファッションモデルとしてランウェイに登場。いつもの姿とは一味違った魅力でショーを盛り上げる。中盤の「SEX POT ReVeNGe」のショーにはモデル・アーティストのAKIRAや元Hysteric LolitaのRaniが出演し、毒気とパンク要素豊かなコーディネートを披露。ファッションショー後のトークでもモデルのoniやMCのルウトを含め、ファッショントークに花を咲かせた。ロリータ王道のひとつ「Angelic Pretty」のショーでは青木美沙子や皆方由衣など、ロリータファッションのアイコンたる面々がランウェイを愛らしく飾る。
▲KINGLYMASK/SEX POT ReVeNGe/Angelic Pretty ファッションショー
ライヴはアンフィルの出演から、会場をリングライトの極彩色に染め上げていよいよ後半戦へ。ここからは各バンド、各アーティストがそれぞれの持ち味でパワフルにオーディエンスを盛り上げライヴを引っ張った。先程ランウェイに立ったRaniもこの<KERAフェス>でソロアーティストとしてライブステージに初出演。ヒスロリ時代よりもさらにハードロック路線へと進化した姿を新曲「デビガール」「××警告」で開花させ、ステージをフルに使ってオーディエンスを煽る。ステージ後、ファンを味方につけ「ありがとうございました。またね!」と叫んだ笑顔に、会場からは応援の喝采が湧き起こっていた。
続いてステージに立ったのはice。こちらは壮大な世界観とiceの美しいヴォーカルワークでオーディエンスに存在感を叩きつける。一方でMCではギャップ豊かな笑いの飛び交うトークで会場の熱気を一手に引き受けた。フェスのトリを務めたのは、レイヴ。「必ずここにいる全員を楽しませて帰ります」という宣言から、アンフィル同様ヴィジュアル系の底力を見せつける圧倒的なパフォーマンスで会場のオーディエンスを一つにまとめ上げ、4曲を披露して<KERAフェス>を締めくくった。
▲アンフィル
▲Rani
▲ice
▲レイヴ
方向性はそれぞれ違った方向に突き抜けているが、今回のフェスでそれぞれのアーティストが証明した個性は、間違いなく今後どのフェスや対バンイベントに出ても活かされていくことだろう。<KERAフェス>出演アーティストたちは今後、それぞれにリリースやライヴ・ツアーなどの予定を抱えている。詳細は各アーティストのオフィシャルサイトにてチェックを。
写真:牛島康介
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