【レポート】K「改めて音楽っていいなと思った」

Kが渋谷道玄坂の「eplus LIVING ROOM CAFE ＆ DINING」にて5月22日（月）〜5月24日（水）の3日間＜Special Living Live produced by “K”＞を行った。

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イープラス・ライブ・ワークスが総合プロデューサーに寺岡呼人を迎え“The Living”シリーズと銘打ち新しい都市型エンタテインメントとして「Special Living Live」と「リビング落語」を今年4月からスタートさせたステージの一環。

3日間、それぞれ異なったゲストアーティストとのセッションステージを繰り広げた今回。初日は元レーベルメイトで同じステージに立ったことはあったもののセッションでの共演は初というギターデュオ・DEPAPEPE。本編ではDEPAPEPE 1stアルバム収録「FLOW」をKがピアノのみで参加する一方、DEPAPEPEのギター演奏に合わせ届けたKのシングル「dear…」などこの日限りのセッションが続出。アンコールではDEPAPEPE楽曲の中で特にKが好きだという「Girl」、ラストはKのライブでは欠かせないギターサウンドが特徴的な「Music in My Life」をDEPAPEPEのツインギター、Kのブルースハープで競演。豪華なセットリストで初日を盛大に盛り上げた。




続く2日目のゲストは総合プロデューサーの寺岡呼人推薦、ポップでキャッチーなメロディをベースに、ROCK・EDM・FUNK・ディスコミュージック・80’sをミックスさせた音楽で、各メディアや音楽ファンから支持を集めるバンド、I Don't Like Mondays.（以下IDLMs）。この日、公演直前にBass KENJIが怪我で出演キャンセルを発表したIDLMs。急遽のアレンジ変更などを当日の会場リハーサルで行い3人アコースティック編成でステージに登場し届けた1曲目はKとのセッションで大人の色気たっぷりなおしゃれサウンドシングル「Super Special」。その会場リハーサル中にKの「ピアノ参加していい？」の一言から急遽セッションすることになったIDLMs が昨年リリースしたアルバム収録の「Marry me」。アンコールでは2組でBruno Mars「Just the Way You Are」とPharrell Williams「Happy」をカヴァーなどまさにこの日、この会場のみでのスーパースペシャルなセッションが続いた。

最終日には女性シンガーのSinonが登場。3月にリリースしたアルバム『Trinity』内で2曲をKが提供した縁でのセッションステージ。2人でCarpenters「Close to you」のカヴァーで幕をあけると、Kが書き下ろしアルバムでは佐藤竹善とのデュエットで収録されている「mystery」、寺岡呼人を呼び込み3人で荒井由美（松任谷由実）の「ひこうき雲」、ラストはKが提供したもう1つの楽曲「My Prayer」と愛らしい人柄・独特な語感・感動の歌声で聴く人を唯一無二な世界に包み込むSinonの世界観を最大限に生かしたコーラスワークで3日間続いたライブを締めた。




初めてのプロデュースライブにKは自身のパートでの楽曲を全てその日その日のゲストに合わせ日替わりで用意。初日はこのシリーズの誕生を祝い2014年リリースのアルバム収録曲「Happy Birthday」を。2日目は6月発売の最新シングルのカップリング曲としてリリースされる「遠雷」をライブ初披露。3日目は「Amazing Garce」のカヴァーを日本語、英語、韓国語で歌い上げた。今シリーズはリハーサルが出来ない環境の中、音楽だけでお互いを探り合い作り上げ、予想がつかない部分はお互いを信じながら演奏をしたセッションのステージ。全く異なった色を持った3組のアーティストとそんなステージングを通じKは、1つにまとまっていく感じが「改めて音楽っていいなと思った」と感想を語った。






◆K オフィシャルサイト