カミラ・カベロ、ソロ本格始動
カミラ・カベロが、「クライング・イン・ザ・クラブ」「アイ・ハヴ・クエスチョンズ」の2曲のソロシングルをリリースした。併せて両楽曲を組み合わせた構成のミュージックビデオも公開となっている。
◆「クライング・イン・ザ・クラブ」ミュージックビデオ
2016年12月にフィフス・ハーモニーからの離脱を発表し、ソロ・アーティストとしてのキャリアを本格始動させたカミラ。5月19日にリリースされたソロ・ファーストシングル「クライング・イン・ザ・クラブ」はカミラ自身とベニー・ブランコ、シーアによって制作された楽曲で、“泣かないで、音楽に身を任せて、自分を解放して”と歌われる失恋ソング。クリスティーナ・アギレラのデビューシングル「ジニー・イン・ザ・ボトル」がサンプリングされている。
また、セカンドシングル「アイ・ハヴ・クエスチョンズ」は、カミラがフィフス・ハーモニー在籍時に書き始めたという楽曲。ストリングスをフィーチャーしたトラックに乗せて、別れた恋人への思いと心の痛みが切々と歌い上げられる。公開されたミュージックビデオは前半に「アイ・ハヴ・クエスチョンズ」、後半に「クライング・イン・ザ・クラブ」を配し、一人きりのバスルームからクラブへと舞台を移しながら、カミラが身体全体で悲痛な思いを表現したショートムービーのような仕上がりとなっている。
なお、ファーストシングルの発表と合わせて、デビューアルバム『ハーティング、ヒーリング、ラヴィング』のリリースもアナウンスされた。同作についての詳細は明かされていないが、カミラは制作プロセスについて「すごく落ち込んでいた時期に楽曲制作を始めたの。曲をつくるということは、アルバムを制作するという目的だけでなく、自分を癒す大事なプロセスとなっていったわ。悲しみを詞に綴っていくうちに、だんだんと悲しい曲に嫌気がさしてきて、ハッピーな楽曲が書けるようになった頃には、自分も元気になっていたの。だから、このアルバムは“暗闇から光へと抜けだした私の物語”なの」と語っている。
カミラ・カベロは現地時間5月21日にラスベガスで開催された<2017 Billboard Music Awards>にも出演。「クライング・イン・ザ・クラブ」のパフォーマンスを披露した。
▲ファースト・ソロシングル「クライング・イン・ザ・クラブ」
■リリース情報
2017年5月19日(金)配信開始
ソロ・セカンドシングル「アイ・ハヴ・クエスチョンズ」
2017年5月21日(日)配信開始
iTunesリンク: https://itunes.apple.com/jp/artist/camila-cabello/id935727853