【短期連載】wyseのアルバム『Breathe』制作記 第1回「MORIが綴るギタースタイル」
今回より始まりました、wyseのニューアルバム『Breathe』発売記念コラム。8月にリリースされる『Breathe』は、wyseにとって16年ぶりのメジャーとなる大きな意味をもった作品。リリースまでの間、不定期ではありますが、このコラムを通じて『Breathe』の制作過程や楽曲の解説を皆様にお届けしてまいります。ということで、記念すべき第一回目はわたくし、ギターのMORIがお送り致します!
◆wyse 画像
『Breathe』の制作は、4月に各メンバーの曲出しから始まりました。各自のカラーや今までのwyseらしさを残しつつ、新たなwyseの扉をいくつも開けてくれる、そんな力強い楽曲たちが顔を揃えました。曲出し期間というのはわくわくする日々でもあり、各自が日々思考を巡らす、とてもパワーの必要な期間でもあります。そこから選曲を経て、いよいよドラム録りからレコーディングはスタート。
wyseはドラマー不在のバンド。長くサポートドラマーとして叩いてくれている安東祐介は、もはやメンバーと言っても過言ではないくらいwyseの事を理解し、いつも躍動感とドラマのあるテイクを残してくれます。曲を理解し、意図を汲み取り、今回も最高のドラムを叩いてくれました。
現在はギター録りが9割くらい終了した段階です。わたくしと相方のギタリストHIROは、良い意味で全く異なるタイプのギタリスト。お互いの得意なプレイ、“らしい”プレイに重点を置き、2本のギターのアンサンブルをまとめていきます。
wyseには、リードギタリスト、リズムギタリストという概念は存在しません。曲毎に異なるのは勿論、1曲の中でもその役割は頻繁に変化します。それがwyseのギタリストであり、わたくしとHIROの積み上げてきたスタイルかと。
各自のプレイは勿論、今回も最高のアンサンブルを吹き込んでおきました。全ては自分たちの足跡。何百歩、何千歩も進んだ自分たちが、振り返り懐かしむことはあっても、当時の自分たちに妥協は存在していません。それが作品を作る、この世に足跡を残すということの意味かと。今回の『Breathe』も今の自分たちの100%を形にします。
今回はこの辺にしておきましょうか。今後は収録される各楽曲の紹介や、『Breathe』を引っ提げてのライブツアー<wyse Live Tour 2017 Breathe>についてもお話ししていければと。さて、次回は誰が登場するのか!? 今後の更新もお楽しみに!
■ニューアルバム『Breathe』
※詳細は後日改めて
■<wyse Live Tour 2017 Breathe>
2017年09月17日(日)福岡 DRUM SON
2017年09月18日(月・祝)HIROSHIMA 4.14
2017年09月24日(日)名古屋 SPADE BOX
2017年10月06日(金)大阪 RUIDO
2017年10月08日(日)新潟 GOLDEN PIGS BLACK STAGE
2017年11月11日(土)仙台 HOOK
2017年11月23日(木・祝)札幌 COLONY
2017年11月24日(金)札幌 COLONY
<Tour Final>
2017年12月10日(日)新宿 ReNY
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