チャック・ベリー、ファンが最後のお別れ
日曜日(4月9日)、先月亡くなったチャック・ベリーの追悼式が、彼の故郷セントルイスにある、生前彼がよくプレイしていたクラブThe Pageantで開かれた。
◆チャック・ベリー画像
午前8時から4時間ほど一般の人々が参列できるということで、夜明け前から多くのファンが建物前に列をなしたという。
彼らは、棺の中に眠るチャックにお別れを告げることができた。開かれた棺の扉の内側には彼が愛用していたギター(チェリー・レッドのGibson ES-335)が飾られ、チャックは白いスーツを着用していたそうだ。クラブの外では、「Johnny B. Goode」や「Sweet Little Sixteen」「Roll Over Beethoven」などをプレイするミュージシャンもいたという。
チャックと親交が深かったザ・ローリング・ストーンズから贈られたギターを模った花が飾られていたと伝えられている。BBCによると、その前日同クラブでパフォーマンスしたキッスのジーン・シモンズの姿も見られたという。
一般向けの追悼式の後、家族や友人のみによる葬儀が執り行われた。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
AC/DCのアンガス・ヤング「僕にとってのロックの神は、チャック・ベリー」
ギブソン・カスタムショップ、チャック・ベリーのシグネチャーモデルをリリース
ギブソン、チャック・ベリーの功績を称える初のシグネイチャー「1955 ES-350T」リリース
ロニー・ウッド、トリビュート・アルバム3部作を計画
ロニー・ウッド、10月にチャック・ベリーのトリビュート・アルバム『Mad Lad』を発表
チャック・ベリーの新ドキュメンタリー、10月にアメリカでプレミア。予告編公開
ゲイリー・クラーク・ジュニア、グラミーでファッツ・ドミノとチャック・ベリーを追悼
グラミー賞授賞式にスティング、C・ステイプルトンら。ロックンロール・レジェンド追悼も
チャック・ベリー、ゲイリー・クラーク・ジュニアをフィーチャーした新曲を公開