【インタビュー】千歌繚乱出演バンド・Hysteria、コンセプトは“感情の葛藤”

■もっと期待に応えたい
■もっと高みを目指していきたい

――見た目のイメージよりみなさん真面目な印象です。3月14日（火）に結成2周年を迎えられたんですよね。

Yao：当日は福岡DRUM SONでワンマンライブ＜ALL BULLET DISCHARGE＞を開催しました。2周年はもちろん感慨深かったんですが、「やっとスタート地点に立てた」と思いましたね。

KEI：たくさんの方がライブに来てくれて。こんなに応援してくれるんだからもっと期待に応えたい、もっと高みを目指していかなければ、と強く思いましたね。

NOEL：うん、感謝の気持ちでいっぱいになったね。すごく感動したし、楽しかった。

▲NOEL（Gt）

――これから3周年に向かっていくわけですが、今後はどういった目標を持って活動していく予定ですか？

Yao：健康に気を付ける（笑）。僕、なぜかライブ前に高熱を出すことが多くて。特に遠征中はその確率が高くて、一度移動中に38度くらいの熱が出て本番前に40度超えたこととかあって…ボーカルは自分の体が楽器なんで本当に体調管理はしっかりしないといけないと自覚しましたね。

NOEL：僕は為すべきことを為し、やれることは全力で全部やる、という目標を掲げています。自分の甘さを捨てて、よりストイックに。

KEI：僕はHysteriaの内部構築に全力を注ぎます。Hysteriaというバンドの世界観を完全に確立し、バンドとしてより良い動きができる形を作り上げたいです。多くの方にHysteriaの世界観を楽しんでもらうには、まずメンバー全員が動きやすい環境を整えて何より音楽を楽しめるようにならなければと思っているんです。

翡翠：それは大事だよね。僕らが楽しんでないとお客さんも楽しませられないよね。

――さっそく5月と6月には2ヶ月連続ワンマンライブも予定されていますね。

KEI：このワンマンライブは僕とYaoの生誕イベントになるので、それぞれいつものライブとは違った特別な企画をしようと考えています。まだ言えないんですが楽しみにしていて欲しいです。

翡翠：俺も生誕祭やりたい！

▲KEI（Dr）

――しかもこのライブの当日券は無料とか。

Yao：無料にした理由のひとつは、2周年記念ワンマンで感じた日頃から応援してくれてるみんなへの感謝。

KEI：そしてもうひとつは、より多くのお客さんに俺たちがどんなバンドか知ってもらうために、足を運びやすくしたかったからなんです。

NOEL：前売り券を購入してくれた方へは＜ALL BULLET DISCHARGE＞の模様を完全収録した非売品ライブDVDをプレゼントするので、前売り券で入っても当日券で入ってもお得だと思います。

翡翠：俺もDVD欲しい！

――記念すべきライブの映像がもらえるのは嬉しいですね。4月14日（金）の＜千歌繚乱＞には初めてのご出演になりますが、ライブ当日に注目して欲しいポイントは？

翡翠：僕ですね！

Yao：というのはおいておいて、僕らはヴィジュアル系らしく暴れる曲ももちろんあるんですが聞かせる曲も多いんですよね。だからセットリストを組むときもライブ全体の流れというか、緩急をつけることを大事にしているのでステージ全体をひとつのストーリーとして見て欲しいですね。

NOEL：あとは始動当時からずっとこのメンバーでやってきたので、息が合ってるんです。その一体感にも注目してください。

――高熱を出さないように気を付けて、存分に息のあったステージを魅せつけてください。

Yao：＜千歌繚乱＞で初めて僕たちのライブをみる方もたくさんいると思います。僕らが伝えたい音楽を生で、肌でしっかり感じてくれたら嬉しいです。名前くらいは覚えて帰ってくれると嬉しいです！

取材・文◎Yoko Hattori（BARKS）