【インタビュー】MYNAME、“初めまして”から始まる絆の物語「出会いあいして」

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■曲のひとつひとつが“本”だと思うんですよ(インス)

──「出会いあいして」で特に印象に残ったのはどの箇所でしょうか。

セヨン:サビが好きです。簡単にみんなで一緒に歌えると思う。これまでMYNAMEの曲は一緒に踊ったり掛け合いができたりする曲はあったけど、一緒に歌えるような曲が少なかったので、この曲は曲中で一緒に歌えそうなのがうれしいです。

ジュンQ:いちばん最初の「初めましてわたしの名は、、、」という歌詞が印象的です。MYNAMEそのものであり、MYNAMEを紹介する歌詞だと思います。

チェジン:「カーテンは開いたまま そっと差し込む明かりが」のメロディが好きです。歌詞も好きですね。

コヌ:サビの「出会い 会いたくて 一人 寝れない夜だって」というところが大好きです。会いたくて会いたくて寝られないなんて、素敵じゃないですか? 僕もMYgirlに会いたくて会いたくて眠れなくなるときがあるんですけど──。

インス:サッカーを見るために寝てないだけでしょ?(笑) コヌはテレビでサッカーを見てて夜中の4時半まで起きてたりするよね(笑)。

コヌ:……どんな理由でも眠れなくなるときはあるでしょう!?(笑) 僕もそんな思い出はあるから、そういうことを考えながらも歌ったし。だからこの曲を歌うと気持ちがいいんです。

▲チェジン


──意味を噛みしめながら歌うことは、MYNAMEにとって大事なことだと。

コヌ:もちろんです。意味がわからないまま歌ったら、感情なんて何もない歌になるじゃないですか。それはだめです。韓国語ではないからもちろん発音は難しいですよ。でもそれ以上に、どんな気持ちで歌ったら聴くみなさんの心に響くか──そっちのほうが難しいことだし、大事なことだと思います。

セヨン:真の感情を表現することがいちばん大事なことだと思います。聴く人によって感じ方は違うから、歌には僕が伝えたい気持ちをちゃんと入れたい。

チェジン:歌詞の意味をちゃんと理解して、ファンのみなさんにちゃんと気持ちを伝えられるようにレコーディングするようにしています。今回歌うパートが少し増えて、こんなに歌えると思ってなかったんですけど、頑張りました。ただ、(音数が)多くて速いから発音が難しくて。結構時間がかかりました。

インス:曲のひとつひとつが“本”だと思うんですよ。違う本を毎回歌って伝えるのが僕らの仕事。楽しい曲は楽しく、切ない曲は切なく聴かせることができたら、聴いてくれたみんなもそういう気持ちや感情を感じられると思う。特に「出会いあいして」は僕たちの優しさを見せることが大きなポイントになる曲だと思うんです。チェジンの声はメンバーの中でいちばん優しいから、それを会社の人も汲み取って、歌割りを決めてくれて。チェジンはとても頑張ってるんです。

▲ジュンQ


──チェジンさんは発音に苦戦なさったとおっしゃいましたが、そんなことをまったく感じさせなかったですよ。

ジュンQ:「過ごして」の「す」とかも難しかったです。時間がかかったけど頑張りました。

セヨン:僕はこの5年間のなかで久し振りに「頬を緩めて」の部分でNGが出て、そこだけに20~30分かかりました。「続ける」みたいに「ず」や「づ」がラップにあると難しいんですよね。リズムもあるし速いから、自分との戦いでした。

──インスさんは?

インス:発音ですか? 問題なかったです。

コヌ:……!?

インス:ほんとほんと! めちゃくちゃ早くレコーディング終わりました。メンバーもみんなそこまで発音がひどいわけではないんですよ。でもやっぱりラッパーは言葉が速いから難しい。もし僕がラッパーだったら同じようなことになっていたかも。僕はシンガーだから問題ないです。

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