【インタビュー】MYNAME、“初めまして”から始まる絆の物語「出会いあいして」

■今年はみんな目標や目指すものがはっきりしているんです（セヨン）

──カップリングには日本語バージョンの「タンマレ～はっきり言って～」が収録されています。

セヨン：韓国で出した最後のシングルのタイトル曲だから、みんなこの曲のことを知っているし、掛け声がたくさんあるからキャッチボールができる曲で。ライブですごく盛り上がる。セットリストの最後のほうや、アンコールによく入れています。この曲の歌詞までちゃんと伝えられたら、もっとライブで盛り上がれるんじゃないかな？　と思って日本語バージョンを収録することになりました。日本語バージョンは、原曲とは違う意味の単語や歌詞も入っているので、また新しい気持ちで歌えました。

インス：この取材のタイミングではまだどちらもステージでは歌っていないので、早くみなさんに届けたいですね。

──2曲とも、ライブではレコーディングのとき以上に感情が通った歌がうたえそうですね。みなさんにとってライブはどんなものになっていますか？

コヌ：こうやってインタビューを受けていたり、レコーディングをしているときは、ファンの人たちとは会えないじゃないですか。でもそういう時間にも僕が感じていることや気持ちはいろいろあって。そういう会えないときに浮かんだ気持ちをファンに見せる場所だと思います。だから「僕を見せる場所」ですね。

ジュンQ：すごく楽しい場所です。もちろん頑張るんだけど、それ以上に遊びに行くような感じで、まずは自分が楽しむということを大切にしています。

チェジン：僕も同じで、ライブ前にマインドコントロールをしてテンションを上げています。あと、間違えたとしてもそれに引っぱられずに楽しむ気持ちを忘れないようにしてますね。

セヨン：ライブのたびに気持ちは変わるんですけど、基本的にはお客さんと一心同体になれるように、ですね。会場がひとつになったら何をしても心で共感できるし、心がひとつならばバラードでも切ない曲でもうれしい気持ちになっても楽しくてもいいと思っています。

インス：僕にとってライブは映画、ドラマなんです。ライブはこのふたつと同じように2時間ちょっとで終わる……その時間は楽しいけれど、みんなが帰ったあとに客席を見ると、すごく悲しいし寂しい。そんな気持ちを抱えながら毎回ライブをしています。

▲セヨン

──デビュー5周年を間近に控える、2017年1作目のシングル。そして4月から日本ツアーも始まりますし、ナチュラルなビジュアルもフレッシュで、MYNAMEの新しい一歩ではないでしょうか。

セヨン：毎年大事な年だったんですけど、今年はみんな目標や目指すものがはっきりしているんです。そこを目標にして、ファンのみなさんとの関係を強くしたいです。

チェジン：いつも最後のつもりで、精一杯がんばりたいです。

インス：心も結果もステージも曲も、すべてもっと熱くしていきたいです。

ジュンQ：年末はもっと大きな会場でできるように、それを目標にしてツアーを回りたいです。

コヌ：僕らはそれぞれの魅力もあるし、グループとしての魅力もあるから、今年はその魅力をたくさんの人たちに見せていきたいです。2018年、2019年に向けて、もっと僕たちの音楽を広めるために頑張ります。

取材・文◎沖 さやこ

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