デヴィッド・ボウイの息子「ファック癌、この世から消え失せろ」

水曜日（2月22日）ロンドンで開かれた＜Brit Award 2017＞で、最優秀アルバム（『Blackstar』）を受賞したデヴィッド・ボウイの代理で息子のダンカン・ジョーンズがステージに上がった。

プレゼンターのノエル・ギャラガーから賞を受け取ったダンカンは、こう話した。「僕は去年、父を亡くしましたが、自分が父親にもなりました。ショックを乗り越えた後、息子に彼の祖父についてどんなことを知って欲しいか模索するのにたくさんの時間を費やしました。そして、父のファンの大半が長年に渡って理解していたことと同じなんだろうと思いますが、彼はいつも、自分はちょっとおかしい、ちょっと変だ、人と違うと感じている人達を支援してきました。彼はいつも彼らのためにそこにいました。だから、このアワードはすべての変わり者たち、その変人を作り出した人たちのものです」

そして、ダンカンはその後、「スピーチで一つちょっとしたことを言い忘れた…ファック癌、この地上からいますぐ消え失せろ」とつぶやいた。

ボウイは＜Brit Awards 2017＞で、最優秀男性ソロ・アーティストも受賞。これは、ボウイ作のミュージカル『Lazarus』に出演する俳優のマイケル・C・ホールが代理で受け取った。

Ako Suzuki