【2017年グラミー特集】リアーナ「自分がどのような人物か知る必要があるのよ」
バルバドス出身の女性シンガーソングライターのリアーナは、R&Bとレゲエやダンスホールなどのカリブ音楽を混合させたスタイルを持ち、幾度となくグラミー賞を受賞した、過去最大の売上を誇るデジタルアーティストだ。
◆リアーナ画像
彼女のキャリアは16歳の頃、音楽プロデューサーのエヴァン・ロジャースの紹介により始まった。アメリカに移り住み、デビュー・アルバム『ミュージック・オブ・ザ・サン』をリリースすると、一気に人気に火がついた。その後、2ndアルバム『ガール・ライク・ミー』、3rdアルバム『グッド・ガール・ゴーン・バッド』とリリースする度にファンを増やしていき、全世界で1200万枚以上のセールスを記録している。
2016年、リアーナはドレイクをフィーチャリングに迎えたセクシーなナンバー「Work」を発表した。リリース直後からTwitterで最もシェアされた曲となり全米シングル・チャートの1位を獲得、リアーナにとって通算14曲目のナンバーワン・ヒットとなって通算13曲となるマイケル・ジャクソンを抜くという記録を打ち出した。「Work」は2017年グラミー賞の『年間最優秀レコード』にノミネートされている。
リアーナとドレイクとのマッチングも素晴らしいものだ。「ドレイクと共同作業を行うことはすばらしいことよ。彼がなすことはすべてがすばらしい。私たちはお互いを知っているし、彼の作る曲は何でも誠実であると知っているわ」とリアーナは語っている。
アルバム『アンチ』は、リアーナの通算8枚目のアルバムとしてリリースされた。「自分の内面をさらけ出してこそ、ようやく完全な自分になれる」と語るとおり、今の彼女のすべてをぶつけたようなアルバムとなっている。2000年代にヒット・チャートを席巻した自身のポップな作品から更なる前進をみせ、実験的で新しい音楽を追求している様子から、『アンチ』はビッグ・ポップ・アルバムの“終わりの始まり”になるだろうと言われた。
「『アンチ』を制作する時、たくさんの情動とジェットコースターのような激しい感情に直面したの。自分を愛したり憎しんだり失ったりした。それでも再び自分を愛したわ。最終的に、自分がどのような人物か知る必要があるのよ。私は自分が夢中になるほど好きなものを知っている。それが唯一大切なことなの」と、自分の直観に従っていれば、自分にとって大切なものを追求でき自分を見失うことはないと、リアーナは語っている。
「Work」リアーナ ft. ドレイク
第59回グラミー賞 ノミネート 2部門
・最優秀レコード
・最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス
リアーナ
第59回グラミー賞 ノミネート 6部門
・最優秀R&B パフォーマンス
・最優秀R&Bソング
・最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム
・最優秀ラップ/サング パフォーマンス
・最優秀ラップ・ソング
・最優秀レコーディング・パッケージ
写真:Getty images
WOWOW番組
放送日:2月13日(月)午前9:00[WOWOWプライム]
●「生中継!第59回グラミー賞授賞式」
放送日:2017年2月13日(月)午前9:45[WOWOWプライム]※二カ国語版(同時通訳)
●「第59回グラミー賞授賞式」
放送日:2017年2月13日(月)夜10:00 [WOWOWライブ]※字幕版
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