【2017年グラミー特集】曲を作ることにこの上ない幸せを感じるマレン・モリス
マレン・モリスは、テキサス出身のカントリーのシンガー・ソングライター/プロデューサーだ。2015年にEP盤の『マレン・モリス』をリリース後、2016年に最初のメジャーアルバム『ヒーロー』でカントリー・アルバムチャート1位を獲得したアーティストだ。
◆マレン・モリス画像
最初のシングルであるゴスペルソング「My Church」は、ラジオのエアプレイ・チャートを急上昇し、この10年でいちばん速くカントリー・エアプレイ・チャートでTOP10入りしたデビュー・アーティストという記録を記録した。彼女は2017年グラミー賞で『最優秀新人賞』にノミネートを受けた。
「ラジオにのせて口ずさめば、私の魂は復活する。そこが私の教会」と歌う「My Church」は、車でラジオを聴いていたときにインスピレーションを受けて書いた曲だ。「音楽の力によって、スピリチュアルなものが伝わってきたような感覚だった」とマレンは語っている。「私はその感覚を曲にすべきと思ったの。私はそれを3分間の曲に閉じ込めたいと思った。それは空から舞い降りてくるようだった。「My Church」という曲は、音楽によって教会に行くことをテーマにしているけれど、それは偶然じゃないの。この曲は特別なものになると感じていたわ。アーティスト、そして作曲家としてのすべてが表現されている」とその確信を深めている。
子どもの頃から歌うことが好きだったモリスは、両親がパーティを開くとカラオケを独占し、父親からギターをもらうと曲を演奏し始めた。
「テキサス周辺で演奏を始めたの。クラブやバーなど、どこでも演奏させてくれるところで曲を弾いた。週末に仕事を持っているのは学校で私だけだった」
20歳になった頃、ナッシュビルに移り住み作曲に集中したという。何日も部屋にこもって多くの作曲家たちと曲作りに励んだが、作曲自体が彼女の興味であり、有名になることには興味がなかったという。「アーティストになるかどうかはっきりしなかった。私は作曲するだけで幸せだった。私は何かを作ることが好きなの。何かを作る時、生きていると感じるの。だけど、作ったものを歌わないと、という声が頭の中で聴こえていた」
彼女は頭に聴こえた通りに歌を作り、そしてスターダムを駆けのぼるのだ。
第59回グラミー賞 ノミネート 4部門
・最優秀新人
・最優秀カントリー・ソロ・パフォーマンス
・最優秀カントリー・ソング
・最優秀カントリー・アルバム
写真:Getty images
WOWOW番組
放送日:2月13日(月)午前9:00[WOWOWプライム]
●「生中継!第59回グラミー賞授賞式」
放送日:2017年2月13日(月)午前9:45[WOWOWプライム]※二カ国語版(同時通訳)
●「第59回グラミー賞授賞式」
放送日:2017年2月13日(月)夜10:00 [WOWOWライブ]※字幕版
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